大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」ことをライフワークにしています。

B'z「ALONE」に寄せて

B'zの名曲、「ALONE」に寄せて。

 

www.youtube.com

 

 

歳を重ねるごとに、染みわたるいい曲である。

 

リリースは1991年。

 

思春期真っただ中のころ、よく聴いた。

 

あの当時、「どの歌手、バンドが好きか」を他人(特に異性)に表現することは、一つの自己表現だったように思う。

 

それは、

ああ、いいよね!私も好き!と共感を集めたかったり、

渋いねぇ!と言われてみたかったり、

洋楽なんて聴いてるの!などと見られたかったり、

あるいはマイナーなアーティストを挙げることで、「みんなが知らない、ぼくだけが知っている世界」があることをアピールしたり。

 

いまの思春期の人たちは、どうなのだろう。

 

翻って考えるに、私にとってB'zというアーティストは、「好きだ」と表現するのに、どこか抵抗があったように思う。

 

思春期特有の、外見に対する劣等コンプレックスを抱えていた私にとって、彼らが「カッコよすぎた」からだ。

 

「お前には全然似合わない」と言われるのが怖かった。

 

苦い思い出である。

 

 

それはともかく、「ALONE」、名曲である。

 

いきなりの歌い出しの部分。

 

I was born to fall in love

You know, We've all alone

Hold your dreams it never ends

Naked eyes in the sky

 

孤独感、というのは人が生きていくうえで大きな大きなテーマである。

 

それがゆえに、酒、恋愛、セックス、ギャンブル、ハードワークなどといった、依存できるものにすがることもあれば、

それがあるがゆえに、他人とつながりを求めることもできる。

 

どんな感情も、表裏一体であるように、

寂しさがあればこそ、人は誰かとつながれる。

 

凍えるような孤独感、寂しさは、ほのかに温かい源泉のような愛情を、いつかどこかで与えらえれてきたことの裏返し。

 

それは赤ちゃんだった頃かもしれないし、

物心ついたころだったかもしれない。

 

それは母親から与えられたのかもしれないし、

祖父母から与えられたのかもしれないし、

学校の先生や近所の人、あるいは飼っていた犬だったかもしれない。

 

もしかしたら、生まれる前かもしれないし、

空や、太陽や、風や、そんなものからかもしれない。

 

けれど、寂しさを感じるということは、それを証明するギフトだ。

 

冬の寒さが堪えるのは、春の暖かさを知っているからこそ。

 

I was born to fall in love

You know, We've all alone

 

「ALONE」のこの2行は、寂しさと愛への賛歌のように感じる。

 

サビの部分も、またいいのだ。

 

ALONE 僕らはそれぞれの花を

抱いて生まれた 巡り逢うために

ALONE 空を見上げればひとり

がむしゃらな 情熱がふわふわと 笑うよ

 

ALONE 恋に落ちてゆけばひとり

光にさらして この心焦がそう

 

You're gone いつまでも 歌い続ける声は

どこまで届くだろう 今 君に 逢いたい

 

カラオケで、後半のサビの部分を英語で歌って重ねると、とてもトリップできる。

 

私の、大好きな曲だ。

 

f:id:kappou_oosaki:20201009202946j:plain

 

________________________

〇お問い合わせ先

執筆についてのご依頼・お問い合わせはこちらから。

Instagramnaoto_oosaki/Facebok:naoto.oosaki.5

Twitter@naoto_oosaki/LetterPot:users/13409 

________________________

〇大嵜直人の作品一覧はこちら

【大嵜直人の執筆記録】

________________________