大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」ことをライフワークにしています。

Thinkpad、唯一無二の打鍵感との再会。

ノートパソコンを探していた。

 

従前使っていたのは、10年前(!)に購入したNECの「Lavieシリーズ」だった。

 

多くのノートパソコンの寿命が5年くらいだと聞くこともある中、ほんとによく働いてくれたものだと思う。

 

あたらめて仕様を見ると、プロセッサーが「Intel 第4世代、2コア」というヴィンテージもの。

 

ずいぶんと、動作も遅く感じられるようになっていた。

 

ただ、これだけ長く使うと愛着も湧くもので、あまり深く考えずに使っていたが、OSのWindos7のサポートが切れたことで、いい機会なので買い替えようと考えた。

 

いまはスマートフォン1台さえあれば、大抵のことはできてしまう。

 

しばらく自宅でパソコンを使わない日々を過ごしていたが、やはり落ち着いて文章を書いたりするのならば、キーボードで打ちたいと思うようになった。

 

しかし、新しいことを始めたり、新しいものを選ぶのが苦手な私のこと、新しいノートパソコンを選ぶのというのは、なかなか難儀なものだ。

 

 

どんなノートパソコンがいいのだろう。

 

メカに全く疎い私は、ぽちぽちと選び方の基準の情報を集めながら、ノートパソコン難民となった。

 

私もスタバでリンゴの柄をカタカタするのに憧れて、家電量販店でMacBookを触ってみたりした。

 

だが、どうにもしっくりこない。

 

いまさらWindowsと違うmacOSに慣れるのも難儀だし、グラフィックやデザインがパソコンでやりたいわけではない。

 

何より、触ってみて不満なのが、打鍵感だった。

 

小さく薄いキーボードは、たしかにスタイリッシュでカッコイイのだが、あまり打鍵をしている感じがしないのだ。

 

いままで使っていた「Lavie」の機種は、それなりに深いストロークがあり、「打っている」感じがした。

 

ところが、MacBookのそれは、どうも「私には」合わないようだった。

 

住めば都というように、使って慣れてくれば違ってくるのだろうかとも考えたが、そうでもないように思った。

 

Mac同様に、量販店の一等地に陳列されていたMicrosoftの「Surface」とやらも、同じように小さくて薄いスタイリッシュなキーボードで打鍵感に不満を覚え、それは他の国内メーカーも同じだった。

 

Lavie」の現行機種も、然り。

 

どうも、昨今のキーボードは薄くて小さいのが流行りらしい。

 

 

ここにきて、ようやく私がノートパソコンを選ぶ判断基準が明確になった。

 

打鍵感、だ。

 

メモリやプロセッサーといったものは、価格が高ければそれなりにいいのだろう、くらいしか私には分からない。

 

私の使用用途は、動画編集やデザインをするわけではない。

 

やはり、文章を書くことがメインだ。

 

ならば、打鍵感の一番いいものがいい。

 

打鍵感の、いいノートパソコン。

 

そう考えたときに、思い出すパソコンがあった。

 

20年以上前の学生時代、大学の図書館に設置されていた共有パソコンが、打っていて気持ちよかった。

 

その打鍵感が心地よくて、レポートなどを書きにわざわざ図書館に通ったりしたものだった。

 

そうだ、あのキーボードのパソコンがいい。 

 

黒くてごついノートパソコンだった。

 

あれはたしか…そう、「Thinkpad」というパソコンだった。

 

 

ネットで調べるとの同時に、詳しい人の口コミが一番だ。

 

パソコンに詳しい知人に、聞いてみる。

 

「なあなあ、ノートパソコン買い替えたいんだけど、Thinkpadってどう?」

 

「ああ、レノボやな。ええと思うよ」

 

レノボ?」

 

「そうそう。昔はIBMのブランドだったのを、レノボって中国メーカーが買収したんだわ」

 

「たしかに、昔見たときは、立ち上げたときにIBMのロゴが出てきた気がする。いまは中国のメーカーがつくってるのか」

 

「そう。何年か前に、密かにバックドア仕込んでるとかで騒がれてたけど、そういうの気にしないならいいと思う。何より、頑丈だしな。ウチの従業員も使ってる」

 

「へえ、そうなのか。まあバックドアとか個人情報なんて、GAFAとかもやってるだろうし、税金みたいなもんだとは思うわ。完全にシャットアウトしたいなら、電子機器捨てて山に籠るしかないように思うけどなぁ」

 

「まあ、そう思うんなら、いいんじゃない?国内のメーカーにしたって、実際のところよーわからんしな」

 

「そうするわ。買った後の設定とか、分からんくなったら教えて」

 

「セットアップなんて、昔と比べるとメチャクチャ簡単になってるぞ。小学生でもできるわ、あんなもん」

 

「へえ、そうなのか。そういうの疎いから、昔は一日がかりで設定してた気がするわ。でも、小学生以下のITレベルかもしれんから、よろしく」

 

「えぇ…めんどくさいわ。自分でググった方が早いぞ」

 

「そうか、昔はスマホがなかったから、パソコンの設定するにも、その場でGoogle先生に質問できないから、時間がかかったんかなぁ。頑張って調べてみるわ」

 

「おう、よろしく」

 

よし、決まった。

 

Thinkpadにするぞ。

 

 

ということで、レノボのサイトでThinkpadを注文してみた。

 

いろいろと項目があり、その機能を逐一調べながら、カスタマイズの有無を決めていくという、私にとって難度の高いミッションがあったが、無事に注文することができた。

 

オーダーから2週間ほどで、自宅に届いた。

 

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この飾り気のない黒が、いい。

 

実直、質実剛健

 

そして、知人の言うように、いまのパソコンのセットアップは拍子抜けするほど簡単だった。

 

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いい時代になったものだ。

 

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そして、このキーボード。

 

この唯一無二の、打鍵感。

 

20年前の昔に触れたそれを、思い出させてくれる。

 

打っていて、本当に気持ちがいい。

 

もちろん大事なのは「何を書くか」なのだが、やはり使っていてテンションの上がるものがいい。

 

かの弘法大師さまは、筆を選ばなかったというが、やはりいい筆はいいのだ。

 

「マウスいらず」のトラックポイント(赤いポッチ)の操作にはまだ慣れないが、これから少しずつ慣れていこう。

 

お世話になった先代の「Lavie」同様に、長く使っていこうと思う。

 

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