大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」ことをライフワークにしています。

過ぎゆく春の桜色と、新緑の赤紫色。

一週間前は満開だった桜も、散り始めると早い。

 

けれど、今年の桜はことさらに長く咲いて、人の心を慰めてくれたように思う。

 

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眺めれば、もうほとんどの木が私の好きな葉桜に。

 

散ったあとの花弁の濃い赤色と、まだ残っている花びらの淡い紅と、そして新緑の色と。

 

万物清らかなる清明、まさにいまが盛りなり。

 

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「麗らかな」と表現するよりも、少し汗ばむような陽射し。

 

日に日に、陽の力が増していくような。

 

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ふと目線の先に、白い花を見つけた。

 

はて、この花の名前は何だろう。

 

葉の部分はツツジにも似ているが、あまり見かけないような花だが…

 

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よく近くで見てみれば、何のことはなく、桜の花だった。

 

風に吹かれた一輪の桜が、ツツジの葉の上に舞い降りて、そこに咲いたように見えていた。

 

春の、悪戯。

 

それにしても、無数に咲く花を見上げるのと、こうして一輪だけを見るのとでは、こんなにも印象が変わるものなのか、と不思議に思う。

 

どちらの桜も、美しく。

 

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気付けば、桜がお邪魔していたそのツツジも、もう蕾がふくらんでいた。

 

桜の季節が過ぎゆき、ツツジの季節へ。

 

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一つ、すでに咲いていた。

 

初夏の力強い赤紫色が、春の柔らかな風に吹かれて。

 

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葉桜と、ツツジの色を愛でながら。

 

過ぎゆく春を惜しみながら、次にやってくる新緑の季節を想う。

 

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