大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」ことをライフワークにしています。

寝ても覚めても考えることは、大好きなこと、そして才能のあること。

寝ても覚めても、考えていることがある。

 

夢の中にも出てきそうなくらい、いつも頭を離れないもの。

 

そんなものが、誰にでもあるのだろう。

 

それは、大好きなこと、そして才能のあることなのだ。

 

 

ふとした瞬間に、いつも頭をよぎるもの。

 

ふと、という無意識の行動は、強烈だ。

 

それくらい、自分の中の根源的な部分に、深く刻まれている、ということ。

 

寝ても覚めても、それについて考えているもの。

 

止めようと思っても、それを考えることのできないもの。

 

それは、大好きなこと、そして才能のあること。

 

 

恋焦がれる大好きな人のことや、その歌声にずっと魅了されているアーティストのことならば、それは深く納得できる。

 

けれど、私たちの頭を捉えて離さないのは、そういったポジティブなものばかりでもない。

 

悩みや不安、あるいは不満といったネガティブなものが、頭から離れないことがある。

 

次の月末の資金繰りのこと。

大嫌いだけど毎日顔を合わせるアイツのこと。

自分の中の欠点のこと。

あるいは、消し去りたい過去の汚点や黒歴史のこと。

 

好きなことを考えると、人はテンションが上がり、生きる活力が湧いてくる。

 

ダービー・ウィークや有馬記念の一週間が、あっという間に、それでいて濃密に流れていくことように。

 

それと同じくらい、ネガティブなことが頭を離れないのは、辛くしんどいし、重りを抱えているように重圧になる。

 

なぜ、そんなことに、人は頭を悩ませるのだろう。

 

 

ひとつの前提として。

 

人間は、自分に興味があることしか悩まない、という事実がある。

 

なかなか自分を客観視することが難しいように、自分の興味があることが、「自分にとって」でしかない、という事実を認識することは、同じように難しい。

 

そのことに対して興味がない人にとっては、

この2月1日 にキャンプ・インしたプロ野球の各新人選手の活躍などどうでもいいことだろうし、

あるいは、ある芸人コンビの次の舞台がいつ・どこであるかなどどうでもいいことだろうし、

あるいは、口にするものがどうやってできているものかなど気にも留めないだろうし、

あるいは、お金をどうやったら貯めたらいいかなどに頭を悩ませることはない。

 

ところが、

この2年のドラフト1位の根尾・石川コンビが活躍するのを心待ちにしている人や、

ある芸人コンビを新人の頃からずっと追いかけている人や、

食品添加物が身体に及ぼす影響について気にしている人や、

ちっともお金が貯まらないと思っている人にとっては、

そのことを寝ても覚めても考えている。

 

つまりは、悩みというのは、どこまでいっても個人的である。

 

そもそも野球を観ない人もいるし、

お笑いよりも演劇の方が好きな人もいるし、

食べるものに無頓着で悩まない人もいるし、

お金をどうやって貯めるかよりも、どうやって使うかに頭を悩ませる人もいる。

 

すべての悩みは、どこまでも個人的だ。

 

 

寝ても覚めても考えること。

 

それが、ポジティブなことであれ、ネガティブなことであれ。

 

それは、すべてその人が大好きなことなのだ。

 

好きで好きで仕方がない。

 

だから、貴重で有限な時間を使って、悩んだりするのだ。

 

それを考え続けられるというのは、やはり大好きなことなのだ。

 

そう聞くと、「えぇぇ…そんなことは、ない!」と吐き気がするかもしれないが。

 

 

考え続けられるというのは、一つの才能である。

 

他の誰も気に留めもしないところに、ここに美がある!と指差すこと。

 

それをアートと呼ぶ。

 

それは、誰もが見過ごしてきたこと、誰も気付かなかったこと、誰も表現できなかったことを、指し示すからだ。

 

それをできるのは、寝ても覚めても、そのことを考えている人だ。

 

アートを、才能と呼び替えることもできるのだろう。

 

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