大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」ことをライフワークにしています。

書評:椎原崇さん著「幸せのプログラミング」に寄せて

今日は書評を。

 

人気コンサルタントの椎原崇さんの新著「幸せのプログラミング ~あなたは、幸せになるように設計されている」(廣済堂出版)に寄せて。

 

人気ブロガーでもある椎原さんがすごいのは、「誰が読んでも分かりやすい」文章で表現されていることだ。

 

「難しいことを、難しく語る」ことができる人は、世の中にいる。

 

けれど、「難しいことを、分かりやすく簡単に語る」ことができる人は、世の中に少ない。

 

椎原さんの文章は、平易で、かつ読んでいてリズムがあり(メルマガで書いておられたが、書いた文章を一度ご自身で音読されるそうだ)、とてもわかりやすい。

 

文章のわかりやすさとは、結局のところ書いている本人の「理解度」なのだろう。

 

その事象や対象を、あるいは世界を、どれだけ深く理解しているかによって、わかりやすい文章を書けるかどうか、が分かれるように感じる。

 

学習塾の先生や、家庭教師を想像してみるといいのかもしれない。

 

何かテクニックや修辞法が必要なのではなく、自分の中で深く噛み砕いて消化しているかどうかなのだろう、と椎原さんの文章を読んでいると感じる。

 

 

本書の中身であるが、まさにそのサブタイトルの通りである。

 

あなたは、幸せになるように設計されている

 

である。

 

そのために、「問題が起こる原因」、「なぜ問題が解決しないのか」、「ダメな自分」、「お金と幸せの関係」などの切り口から説明をされているが、結局本書で言われていることはただ一つ。

 

人はみんな、勝手に幸せになるようにプログラミングされている。

 

という一点である。

 

そして、問題は自分の中にいる「たくさんの自分」が、自分自身を幸せにしようとバラバラの動きをすることから起きる。

 

どんな悩みも問題も、自分を幸せにするために起こっている。

 

その問題が引き起こす葛藤とは、「100%ダミー」であり、その奥底にある「自分を幸せにするため」という本当の目的に気づくためにある。

 

だから、問題は解決しようとしてはいけない、と。

 

いつのころからだろうか、私も似たような「体感」を持つようになった。

 

「どうせ幸せになるのだから、いま目の前に与えられたものを楽しもう」と。

 

これは、どれだけ「知識」としてそれを聞いていても、それを肚の底から腑に落とすまでが、時間がかかる。

 

それを「知識」ではなく、「信念」「前提」といったものに変換する必要があるからだ。

 

ただ、読んでいて椎原さんの文章は、とてもわかりやすく、読者に対してその真実をやさしく腑に落とし込もうとしてくださっていることを感じる。

 

それこそ、末尾の「あとがき」に書かれているような

 

どんな状態であっても、僕たちの根底には「自分と他人を幸せにしたい」という愛情しかありません。

 

椎原崇さん「幸せのプログラミング」p.182

 

という内容を、著者自身が証明されているように感じるのだ。

 

私も、もし本書と早く出会っていたら、もっと早く腑に落とすことができたのかもしれないと、読みながら思った。

 

 

「あとがき」の内容でもう一つ、首がちぎれるほど頷いた箇所があった。

 

「自分のことを自分以上に信じてくれる人」が1人でもいれば、

僕たちは自分を信じる力が強くなっていきます。

 

僕は大した取り柄もない人間ですが、幸運なことに、僕のことを僕以上に信じてくれる人に囲まれて生きてきました。

両親も兄弟もメンターもずっと僕のことを信じてくれていました。そして、今現在も家族が僕のことを僕以上に信じてくれています。

それが、「自分を信じる力」になってくれているのだと思います。

だから、

 

あなたのことをあなた以上に信じてくれる人、

そういう人って神様からの最高のプレゼントなんです。

 

の人はあなたに最強の力を授けに来てくれた大恩人です。

ぜひ大切にしてくださいね。

 

同書 p.180,181

 

まさに、そう思う。

 

「自分のことを自分以上に信じてくれる人」。

 

その人たちのおかげで、私は今日もこうしてここで書くことができている。

 

それは、やはり「神様からの最高のプレゼント」なのだと実感している。

 

あらためて、感謝をささげたい。

 

ありがとうございます。

 

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