大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」ことをライフワークにしています。

大坂なおみ選手の全豪オープン優勝の瞬間に寄せて

昨日は全豪オープンテニス2019決勝、大坂なおみ選手とペトラ・クビトバ選手の試合を観ていて、痺れた。

 

第2セットで得た3度のチャンピオンシップ・ポイントを凌がれて、相手のクビトバ選手に流れを持って行かれそうになりながら、第3セットで主導権を取り返しての戴冠という劇的な展開。

 

第2セットを失ったあと、大坂選手はトイレット・ブレイクでテニスの神様にでもお会いしてきたのだろうか。

 

私はラケットを体育の授業でしか触ったことがないので、専門的なことは分からないのだが、最も痺れたのが優勝が決まった瞬間の大坂選手の表情だった。

 

全豪オープン公式チャンネルのこちら↓の動画で、2:30過ぎから。

 

www.youtube.com

 

優勝が決まった瞬間にうずくまる大坂選手。

感極まっているのか、小刻みに震える身体。

 

その後だ。

 

しばらくしてスッと立ち上がり、コート中央へ歩き出すのだが、うつむき加減で歩き出す、その表情。

その表情に見えるのは、爆発する歓喜でも、戦い抜いた達成感でもなく、淡々としているように見えた。

 

まるで、あぁ、終わってしまった、と感じているアンニュイなようにも見える。

 

これをどう表現したらいいのか、と思っていたが、今朝になってTwitterのタイムラインに流れてきた、浦沢直樹_Naoki Urasawa公式情報 (@urasawa_naoki)のツイートの画像に、すごく納得した。

  

 

そうなのだ。

勝者がこの表情をできる、というのが、素晴らしいのだ。

 

そしてこの美しい瞬間を端的に表現できる浦沢さんの天才っぷりよ。

 

スポーツの世界は、勝者と敗者しかいない。

そのコントラストは、残酷なまで鮮やかだ。

 

だからこそアスリートは勝利を目指し、それに執着し、それを目指して日々トレーニングする。

 

そして、逆説的なのだが、その勝ち負けの執着から離れたところに行き着くことがある、というのもまたスポーツの素晴らしさのように思う。

 

だから私はスポーツ雑誌「Number」のようなノンフィクション・ルポが好きなのだろう。

 

大坂選手は会見でご自身を「精神年齢が3歳児」(決勝のあとは5歳児になっていたが)と仰っていたが、これほどまでに素敵な表情をする勝者というのは、高い精神性を備えた方なんだろうな、と感じる。

 

勝も負けもたくさん味わって、その上で3歳児のように純粋になれる、ということなのだろうか。

 

なにはともあれ、大坂選手、全豪オープン優勝おめでとうざいます。

 

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