ジュリア・キャメロン著「The Atrtist's Way(邦題:ずっとやりたかったことを、やりなさい。)」の実践ワーク16日目。
「モーニング・ページ」を書き始めて14日目。
ちょうど2週間である。
本書の内容に沿うならば、1週間ごとにさまざまな「ワーク」があって、それをやっていく内容になっているのだが、ここのところ「まとまった時間」が取れずに延び延びになっている。
それもまた、今の私にとって意味のあることなのだろう。
プロセスを信頼することにしよう。
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それでも、「モーニング・ページ」はずっと書き続けている。
いつもより30分は早起きして(だいたいA4の大学ノート3ページを埋めるのに、20分~30分くらいかかる)、すぐにペンを持ってノートに向かい、頭に浮かんだことをそのままに言葉にしていく。
本書では、ワークの後半に入るまで書いた「モーニング・ページ」を読み返さないように、と書かれているため、書いた内容はこれまでまったく読み返していない。
書いた内容を何となく覚えている日もあるし、今日などはまったく覚えていない。
腹が立つことがあれば、罵詈雑言をグチャグチャの字でノートを埋めることもあるし、暗記するほど好きな歌の歌詞をずっと書いたこともある気がするし、今日一日の予定を書いていることもある。
読み返していないので分からないが、日々まったく関連もなく意味もない内容を書いている気がする。
それでも2週間も続けていると、心が軽い気がするのだ。
割と頭の中がスッキリとしている感覚があるのだ。
ただ単にそういう時期なのかもしれないし、「モーニング・ページ」とは関係ないのかもしれない。
思うに、それは「アウトプット」の恩恵のように思う。
人はわずかな時間にも何千、何万回と思考すると言われるが、そうした頭に浮かんだことをそのままの状態で置いておくと、ヘドロのように頭の底にこびりついて濁ってしまうように思うのだ。
あれはやったんだっけ・・・
あのメールに返事をしないと・・・
今日のあの人は機嫌が悪かったな・・・
次の休みは久しぶりにドライブでもしたいな・・・
それを「書く」という形で「外」に出してやる。
その空いたスペースを使って、人の優秀な脳は必要な情報を整理していく。
すると、自分の小さな小さな本音の声を聞き取りやすくなるように思う。
私の塗り絵も、そのようなものなのかもしれない。
もっとくだけた言い方をするなら、それは「脳の排水」と呼んでもいいかもしれない。脳の中を掃除することが目的だからである。
本書「基本ツール」 p.26
もう少し「モーニング・ページ」を続けて、「脳の排水」を進めてみようと思う。
同時に、少し時間を取ってワークにも取り組んで、ここに報告したい。
大事なのは、効果が出るまで続けること。
そして続かなかったとしても、何度でも始めればいい。