大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

葛藤こそ喜びの本体なのかもしれないわね

そりゃ生きていれば、葛藤や悩みは尽きないわよね。

小さなものから、解決しそうにもないものまで。

でも、その葛藤こそ喜びって思えたら、少し気楽にそれらとお付き合いできるのかもしれないわね。

今日はそんな言葉はいかがかしら。


 

風は強いが、久しぶりに晴れた。

台風が過ぎると、空気が澄んで気持ちがいい。いつもの道の鉄塔も、美しいトリコロール。

雨天が長ければ、晴天の美しさが際立つ。

葛藤と抵抗が大きいほど、カタルシスもまた大きい。

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2017.10.23


 

今年の10月はすーっごく雨が多かった気がするわね。気のせいじゃなくて、ためしに手帳を見返してみたら毎週末に雨模様だったわ。その上、月末には季節外れの台風まで来ちゃって、ほんとに気持ちいい秋晴れの日が少なかったわ。

でもね、そんなときは思うわけよ。

長雨が過ぎ去った後の晴天の美しさは、何ものにも替え難いって。

葛藤や悩みが大きいほど、それが解決したときのカタルシスが大きいのと同じなのかもね。だとすると葛藤や悩みって、喜びのベースとなる本体なのかもしれないって考えも、あながち悪くないと思うワケよ。

陰陽、天地、日月、男女、夢うつつ、ハレとケ。

実体だと思っている方の反対が、実は本体なのかもしれないわね。

ベースとなっている本体は、陰の方。

 

・・・え?そんなドMな考え方イヤ?

まあまあ、そんな捉え方も出来るって捉えられると、少し楽になるんじゃないかなー。

世のバランスとして、片方だけで存在するってことはないわ。

長い葛藤や深い悩みも、その長さや深さの分だけ光の部分が色濃くなる。

そんな感じ方で、ときに葛藤や悩みも楽しめるようになったら、いいわよね。

ほら、夢や願望は悲壮感を嫌うって言うしさ。

そうそう、軽ーく、軽ーく。紙風船みたいに、ね。

 

それにしても、今日も寒波がすごいわね。

今日は二十四節気のうちの「大雪」。本格的な冬の訪れね。

寒いのはニガテだけど、寒い冬が長いほど春の訪れに心躍るのよね。

北海道に住んでる方の春の喜びは、きっと大きいと思うもの。

それじゃ、どうぞごゆっくりー!