大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」ことをライフワークにしています。

小さな先生

もっと、好きなことに、無心で。

週末、息子とクワガタ捕りに出かけた。 この時期特有の気まぐれな天候に、決行日を振り回されたけれど、子どものワクワクのエネルギー、そして必要以上に心配する大人の浅はかさ…いろんなものを見せてくれた。 信じることも、心配することも、疑うことも、結…

頑張ることの価値と、人生における幸せの関係。

頑張ってきたこと、積み重ねてきたこと、努力したことには価値がある。 それはその通りだと思う。 けれど、もしかしたらその裏側には、 頑張ってきたこと、積み重ねてきたこと、努力したことにしか価値がない。 という意識が、深いところで刷り込まれている…

別れと紫陽花と。

去年の夏から、息子と一緒にカブトムシを幼虫から育てている。 kappou-oosaki.hatenablog.jp なんだかんだ言いながら、秋が過ぎ、年が明け、冬を越し、春までやってきた。 何度目かのコバエの大量発生のため、土を入れ替えようとしたところ、とうとうサナギ…

さて、それは誰に向かって言っているのかな?

自分自身の内面(マインド)が変わると、自分の周りの世界が変わる。 正確を期すなら、起こっていることは全てナチュラルで、内面が変化したことによって、起こったことへの行動が変わる、ということなのだが。 私の場合は、いつもそれを小さな先生が教えて…

保育園の先生に伺った子育ての話が、結局大人の私に必要な話だった件。

不思議なもので、いろんなことろで聞く話が同じことの違う側面のように感じることが増えた。 認知科学で言われるように、人間の認知というのはある種のフィルター(色眼鏡)がかかっており、それは当たり前の話なのかもしれないのだが。 青い色眼鏡をかけて…

小さな自分とキャッチボールをして寂しさが癒された春の日。

朝から少し雲が出ていたが、雲の合間からは日差しが覗いている。 手帳を見ていると、万物清らかな「清明」から、穀物に実りの雨をもたらす「穀雨」に節気は移っていることに気づく。 少し前まで冬物のコートを着込むほどに冷え込んでいたのに、季節が変わる…

春の風に吹かれて中京競馬場で中山グランドジャンプを応援した日。

暖かな春の土曜日、息子と娘と中京競馬場へ出かけた。 暖かな陽射しの下、まだ桜は咲き誇っていた。 この日は中京開催日ではなかったので、人もまばらだ。 名鉄の中京競馬場前駅の近くの駐車場に車を停めて、入場門へ歩く。 我が青春のサイレンススズカの名…

生きるとは、愛を思い出す旅。

朝から気持ちよく晴れた春の日。 気持ちよく晴れ過ぎて花粉が絶好調のようで、寝起きからくしゃみが止まらない。 息子と娘の入学式だった。 桜も今年はのんびりとしてくれて、息子の希望通りに入学式の日まで、その花を散らさずに保ってくれた。 ランドセル…

時間をかけることを覚悟すると、時間が進む。

時間をかけることを怖れると、時間が止まる。 時間をかけることを覚悟すると、時間が進む。 時間という霊薬は、かくも不思議な効用を持っているようだ。 = 夕飯を摂っているいると、一匹のコバエが主菜のお皿に入ってきた。 見ると、テーブルの上からもう一…

桜のトンネルくぐって。

前日までの、春とも思えない冷え込みが少し緩んだ日だった。 子どもたちの保育園の卒園から、小学校の入学式までの空白の1週間。 平日休みを取って、子どもたちと過ごす一日。 暖かい陽気に誘われて、スーパーでおにぎりとパン、お惣菜を買って川沿いの桜並…

眠れぬ夜に「かなしさ」と「いとしさ」について想うこと。

美しさが、残酷さや卑猥さの際にあるように、 愛しさとは、悲しさの際にあるのかもしれない。 = ぼんやりと目が覚めると午前1時過ぎだった。 日付は4月1日に変わった。 会社や学校といった多くの組織で新年度になり、いろんなことが変わる日。 まして、…

球春に小さな私の抱えていた寂しさを想うこと。

友人のクワガタ名人にグローブとソフトボールをもらった。 興味深々の息子はバットもほしいと言うので、ホームセンターで買ってきて、さっそく近所の公園に繰り出す。 革の匂い、ボールの縫い目のでこぼこ、指の感触。 どれも、30年以上前の童心に還らせて…

1年ぶりに見たやさしい奇跡。

金曜日に、名古屋でも桜の開花宣言のニュースを見た息子は、週末が待ちきれなかったようで、近所の川沿いの桜並木のチェックに行こう!と朝から急かされた。 週なかから冷え込んだが、気持ちのいい日曜日だった。 昨日の土曜日は、東京の局地予報では雪マー…

淡いピンクのボケの花に、名前の持つ力と往く春を想うこと。

朝から厚い雲が空を覆っていた。 予報を見ると、昼から小雨らしい。 すでに布団のシーツを洗濯機に入れて回してしまったことを少し後悔したが、最近花粉症らしき症状がひどくなってきたことを考えると、室内干しの方がいいのだろう。 はたして、お昼をはさん…

かなしいです どうにかしてください

世のものごとには「流れ」と呼ばれるものがある。 社会の大きなそれは「流行」や「トレンド」と呼ばれるものになるだろうし、あるコミュニティの中でも不思議と同じテーマや話題が繰り返されることがある。 勝負事やギャンブルなどといったことにおいても、…

何かがなくなる怖れという幻想 ~豊橋市・のんほいパーク 訪問記

先日出た旅のなかで、豊橋市にあるのんほいパーク(豊橋総合動植物公園)を訪れた。 この公園を訪れるのは、ずいぶんと久しぶりだった。 3年ほど前、息子に「恐竜ブーム」がやってきた際に、恐竜に関連した施設を探していたところ、この公園が見つかって車…

虹の足元を見た日。

旅先での眠りは浅いようで、午前4時過ぎにはすでに目が覚めていた。 何をするわけでもなく、布団の中でスマートフォンを触りながら、ごろごろともの思いにふけっていた。 軽く2時間ほどは寝返りを打ちながら、いろんなことを思い浮かべながらゴロゴロとし…

絶対にダメなことをしてしまうこともある。ときにあなたも、そしてわたしも。

昨日のこちらのエントリーに、ご感想をいただきました。 kappou-oosaki.hatenablog.jp 自分の闇を晒すのは勇気が要りますが、書いてよかったと思います。 ありがとうございます。 その中で、 「どうやったら手を上げるようなことを、しないようにできますか…

親の心が、プロジェクター。その内面を、子どもという真っ白なスクリーンに映し出す。

親の心が、プロジェクター。 その心の中で輝いている「光」や、あるいは蓋をしてなかったことにしている「闇」が、子どもという真っ白なスクリーンに鮮やかに拡大して映し出される。 驚くべきことに、親がしたかったこと、言いたかったこと、我慢していたこ…

補助輪を外した日、誰かのために書く日。

子どもたちの自転車の補助輪を外した。 公園で偶然に会った友だちが、自転車に乗っていたのを見て、思い出したかのように「自転車の補助輪を外す!」と鼻息を荒くした息子氏。 しばらく乗っていなかった自転車を購入した店舗に持ち込んで、補助輪を外しても…

SLは、いくつになっても少年の心を満たす ~愛知・犬山市 博物館明治村 訪問記

犬山市にある「博物館明治村」を子どもたちと訪れた。 以前にこちらのエントリーで書かせて頂いたが、そこからすると2年ぶりということになる。 kappou-oosaki.hatenablog.jp 犬山市はこの明治村以外にも、国宝犬山城やその城下町、野外民族博物館 リトルワ…

吐く息の白さに驚く朝に、虹を見た日。

今日はこの冬初めてのような寒波の朝だった。 名古屋の最低気温は3℃。 週の半ばまでは、最高気温が20℃を超えて夏日に迫る陽気の日もあったことを思うと、夏・秋・冬と一回りの気候がこの一週間で巡ったように感じる。 吐く息の白さに驚き、いよいよ冬がや…

誰が書いているのか分からないが、人生は完璧なプロットだ。

週末の日曜日。 息子に急き立てられて車を走らせた先は、幼い頃に母親の車で訪れた公園だった。 港沿いの大きな国道を走らせ、北へ曲がる。 私を乗せた私の車は、きっとその反対方向から来たのだろう。 それが合流する交差点で左折すると、見覚えのある大き…

断酒と童心と。

kappou-oosaki.hatenablog.jp 今朝の断酒を宣言したこのエントリーからの続き。 = 断酒を静かに決めた、小雨の中の外出から帰ったあと。 めずらしく息子はらくがき帳を取り出し、何かの絵を描き始めた。 絵を書いたり、色塗りをしたりするのは専ら娘の方が…

いつか、また会える

休日の昼下がり、息子と「自転車ドライブ」に出た。 秋の風が頬を抱くのが、心地よい。 同じ気温の春先とは違う心地よさ。 あちらはこれから徐々に気温が上がっていくという一種の「暑苦しさ」があるのだが、この時期の急須に入れた緑茶が冷めていく自然な心…

真夏日、夏空、雌、寒露、金木犀

とうに10月の声を聞いて久しいのに、まるで夏に逆戻りしたかのような日だった。 日本海に抜けた台風の影響なのか、真夏日に迫るような気温だった。 何より、陽射しが力強い。 青い雲と白い空、そして刺すような太陽の眼差しに、季節を逆巻きにしたような錯…

重陽の節句の日に、別離と不在を想うこと

重陽の節句の日を前に、飼っていたノコギリクワガタのオスが力尽きていた。 数日前から昼間も隠れずにじっとしていたのだが、やはり夏の終わりともに弱っていたのだろうか。 8月の立秋前の一番暑いころに家にやってきてから、1か月と少し。 去年の夏に飼っ…

サナギの時期が一番デリケートで傷付きやすい。カブトムシも、人も。

処暑も過ぎて少し涼しくなったと思えば、また暑さがぶり返す夏の終わり。 先の7月に同僚の虫捕り先生と一緒に捕獲したクワガタは、まだまだ元気に夜になるとごそごそと虫かごの中を動き回っています。 ブログを書いていると、後ろでカサカサと応援してくれ…

プランターで育てようとした茄子を枯らしてしまったお話

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。店主のおおさきです。 以前に、息子に連れられてプランターで茄子を育てることになったお話をしました。こちらですね。 kappou-oosaki.hatenablog.jp 今日はその後日譚を。 ===…

立秋の日と夏の虫たちに、この世界の完璧なシステムを想うこと

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。店主のおおさきです。 今日は立秋ですね。昨日も名古屋は39℃という体温以上の気温が続いている中で、「暦の上では秋」と言われても、なかなか実感ができないものです。 それでも…