大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」ことをライフワークにしています。

サラブレッド

札幌記念の思い出に寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。

短い札幌の夏を彩る、札幌記念。 平成9年のあの牝馬の思い出に寄せて、競馬ブログ&WEBフリーペーパー「ウマフリ」さまに寄稿させて頂きました。 平成という時代は、女性が強くなった時代とも、また草食系男子という言葉に見られるように、男性が弱くなった…

ディープインパクトの死に想うこと。

ディープインパクトの訃報を聞いたのは、昼過ぎだった。 説明不要の名馬であり、オグリキャップ以来といえる社会現象を巻き起こした名馬の訃報。 史上2頭目の無敗の三冠馬、史上最多に並ぶGⅠ・7勝、当然ながら顕彰馬の栄誉に浴し、種牡馬としても偉大なる…

七夕賞の思い出に寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。

夏の福島競馬場を彩る七夕賞に寄せて、競馬ブログ&WEBフリーペーパー「ウマフリ」さんに寄稿させて頂きました。 一年に一度という七夕の名を冠に抱く、七夕賞。 3年と5か月ぶりの夢が見られた、平成10年の思い出に寄せて、綴らせて頂きました。 www.uma…

帝王賞の思い出に寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。

昨日の夜行われた帝王賞で、上半期のシーズンの競馬がいったん区切りとなりました。 上半期のフィナーレを飾る帝王賞。 そんな帝王賞の思い出に寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。 あれからもう20年が過ぎたかと思うと、時の流れは驚くほどに早…

理不尽を、愛せ。 ~令和元年のダービーが教えてくれたもの

早いもので、令和初の日本ダービーからもう半月が過ぎた。 浜中騎手とロジャーバローズのウインニング・ランの勇姿。 いまも瞼に焼き付いている。 あれから時間を重ねてあのダービーを思い出すたび、聴こえてくる声がある。 = 今回のダービーでは、西山牧場…

安田記念に寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。

令和元年の安田記念が終わりましたが、過ぎ去りし平成の安田記念に寄せて、競馬ブログ&WEBフリーペーパー「ウマフリ」 さんに寄稿させて頂きました。 雄大な栗毛の馬体、弾けるようなストライド。 大雨の中に世界を夢見た、平成10年の安田記念。 思い出と…

第86回・日本ダービー観戦記

朝5時前に起きて、家を出た。 目指すは東京都府中市。 令和元年の、日本ダービーへ。 新幹線の車窓から覗く霊峰は、皐月の青空によく映えていた。 ダービー晴れ、東京優駿日和とでも言うべきか。 ダービーはワクワクというより、切なくなる。夏の甲子園の決…

ダービーに寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。

ダービーが終わると、強烈な寂寥感に襲われる。 夏祭りの翌日、そのお祭りが行われた公園を歩くような、寂しさ。 昨晩の賑やかさと熱気は、どこへ行ってしまったのだろうか、と。 寂しがり屋の私は、いつも人一番、この「ダービーロス」とでもいうべき寂寥感…

さあ、日本ダービー。

時節は小満。 あらゆる生命が天地に満ち始める節気。 太陽は次第に中天近くまで昇るようになり、 日ごとに気温は上昇していく。 草木の緑は日に日に色濃くなっていき、 空の青さもまた深みを増す。 そんなすべてが満ちる節気の中、東京競馬場では3歳サラブ…

春の風に吹かれて中京競馬場で中山グランドジャンプを応援した日。

暖かな春の土曜日、息子と娘と中京競馬場へ出かけた。 暖かな陽射しの下、まだ桜は咲き誇っていた。 この日は中京開催日ではなかったので、人もまばらだ。 名鉄の中京競馬場前駅の近くの駐車場に車を停めて、入場門へ歩く。 我が青春のサイレンススズカの名…

それから ~1977年 有馬記念に寄せて

平成最後の有馬記念に寄せて、「史上最高の有馬記念」と称された伝説のレースについて綴ってみたい。 そのレースは、1977年の有馬記念である。 そのレースを語る前に、そこに至るまでの物語の序章から綴ってみようと思う。 なにしろ、明日は有馬記念。 …

見てくれ、この脚! ~1975年 阪神3歳ステークスに寄せて

平成の競馬ブームの立役者がオグリキャップなら、 昭和のそれはハイセイコーである。 残念ながら、私はいずれもその両馬の走りをリアルタイムで見ることは叶わなかった。 初めて見た三冠馬はナリタブライアン。 1994年秋、淀の直線を独走する彼を、関西…

I was there. ~第38回ジャパンカップ 観戦記

平成最後のジャパンカップを観戦に、東京競馬場を訪れた。 ジャパンカップを現地で観戦するのは初めてである。 振り返ってみると、府中を訪れたのもエイシンフラッシュが勝ったダービー以来だから、約8年ぶりである。 ずいぶんと離れてしまったものだ。 時…

We will rock you. ~1989年 マイルチャンピオンシップに寄せて

UKの誇る伝説のロックバンド、「QUEEN」。 全世界でシングルとアルバム合計3億枚を超えるセールスを記録した、モンスター・バンドである。 1991年にリード・ボーカルのフレディ・マーキュリーが亡くなってからも、彼らの音楽は多くのロックバンドやアー…

「いい女」の必要条件とは ~1999年エリザベス女王杯に寄せて

「いい女」の必要条件とは何か、と問われたら、なんと答たらよいのだろう。 笑顔、知性、美貌、器量、愛嬌、愛情深さ・・・十人十色の答えが返ってくるのだろう。 あくまで極私的な意見ではあるが、一つだけ挙げるとするなら「男を育て、成長させることがで…

澄んだ霜月朔日の青空に、栗毛の快速馬の命日を想うこと

今朝はずいぶんと肌寒い空気で目が覚めた。 気温を見ると、8℃らしい。 今日から霜月らしく、だんだんと冷え込んできた。 澄んだ空気の今朝の空には、まだらな模様の雲が広がっていた。 = 11月1日は、あの快速馬の命日だ。 20年前の今日は日曜日だった…

菊花賞に寄せて、亡き父の思い出を「ウマフリ」さんに寄稿させて頂きました

昨日は全国的に秋晴れだったそうです。 名古屋でも雲一つない青空が、色づいてきた木々によく映えていました。 そんな錦秋の真っ只に行われた菊花賞に寄せて、 「ウマフリ」さんに寄稿させて頂きました。 懐かしい20年前の菊花賞。 昨日と同じような青空の…

「秋華賞」に寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。

日に日に空は高くなり、ひんやりとした朝晩の空気に、秋の気配を感じるようになりました。 一年で最も気候のいい季節になりいました。 同時に、お馬さん好きにとってはたまらない季節です。 今日は3歳牝馬の3冠最終戦、秋華賞。 その想い出に寄せて、ウマ…

菊花賞の寄稿文の序文を公開してみる。

書けないだ、書くこと意味だ何だと言っても、時間は過ぎていくわけで。 日々の締め切りは待ってくれない。 このブログもそうだし、ウマフリさんへの寄稿も。 気持ちがいい秋のハイシーズンが近づくと、G1シリーズの足音が聞こえてくる。 早いもので、今週…

「ウマフリ」さんに中京競馬場訪問記を寄稿させて頂きました!

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。 店主のおおさきです。 競馬ブログ&WEBフリーペーパー「ウマフリ」さんに寄稿をさせて頂きましたので、今日はそのご報告を。 先日、灼熱の中京競馬場を訪れましたので、その訪問…

宝塚記念に寄せて、ウマフリさんに寄稿させて頂きました。

競馬ブログ&WEBフリーペーパー「ウマフリ」さんに、今日の宝塚記念についての記事を寄稿させて頂きました。 ダービー、安田記念に続いて、3回目の寄稿になりましたが、前々回、前回と比べると書くことが難しく感じました。 その葛藤の心理的な要因について…

今週も「ウマフリ」さんに寄稿させて頂きました。

先週に引き続き、競馬ブログ&WEBフリーペーパー「ウマフリ」さんに記事を寄稿させて頂きました。 今回は私の方から応募させて頂こうと決めたのですが、初回よりも2回目の方が抵抗とプレッシャーが大きいようで、なかなかうーんうーんと唸る時間が多かった…

私が「ウマフリ」さんに寄稿するまでの経緯は、やっぱり「天命追求型」でした

先日、競馬ブログ&WEBフリーペーパー「ウマフリ」さんに寄稿させて頂いたことをご報告いたしました。 少し自分の中の整理のために、私の競馬との関わり、そして私が競馬について書いてきた経緯について綴ってみたいと思います。 =============…

物書きとしての一歩目 ~ダービーウィークのよき日に人生初の寄稿をしたお話し

今週はダービーウィーク、一年で最もワクワクする一週間の一つです。 そんなよき週に、競馬ブログ&WEBフリーペーパー「ウマフリ」さんよりダービーをテーマにした記事のお声掛けを頂きました。 「ウマフリ」さんは、 競馬好きな人を増やしたい! ギャンブル…

そこに引き寄せられる人がいる 〜2013年 優駿牝馬に寄せて

近代競馬の起源は、イギリスにあるとされる。イギリスで大レースが行われるアスコット競馬場はウインザー城の近くに位置し、英国王室が所有している。 日本でも、競馬を愛する彼の国の女王の来日を記念して、秋にその名を冠したG1レース「エリザベス女王杯」…

女性とワインは古いほどいい 〜2006年ヴィクトリアマイルに寄せて

フランスでは女性はワインに例えられ、「女性とワインは古いほどいい」という諺まであるそうだ。 彼の国では豊かな時を重ねて成熟した女性は、極上のワインと同じで、男性からの憧れの的なのだそうだ。 いたいけな少女は成長していく中で世間を知り、自立し…

どうせ、幸せになるのだから 〜2013年NHKマイルカップに寄せて

私が競馬を見始めて何年か経った1996年、そのジョッキーがデビューした。 彼と同期でJRAの競馬学校を卒業したジョッキーたちは、のちに「花の12期生」と呼ばれる多士済々の面々が揃っていた。 元祖天才・福永洋一の息子として注目されていた福永祐一や…

鮮やかなコントラストのゴール板 ~2012年天皇賞・春に寄せて

ある一方にとっての光は、もう片方にとっては影となる。 陰と陽、昼と夜、太陽と月、男と女、生と死、栄光と蹉跌。 正負が同じところに一緒に在るのは、この世の常であり、理でもある。 ときにサラブレッドの走りは、そんな鮮やかなコントラストを見せつけて…

実はいまこのひとときが夢のど真ん中 ~2001年皐月賞に寄せて

人は未来への希望をよく語り、それが訪れることを心待ちにする。 今よりももっと素晴らしいものを想像し、語らい、また夢見る。 けれども後から振り返ってみると、その希望を語り夢を見ていた地点が、実は夢のさなかのど真ん中の地平だったのかもしれない。 …

それは、きっとどこかでつながっている 〜1999年 桜花賞に寄せて

そのときは分からなくても、後から振り返ると「ああ、そういう意味だったのかも」と思える出来事が、時にはある。 それは、渦中のときには分からない。 スティーブ・ジョブズもかの有名なスタンフォード大学卒業生へ向けたスピーチのひとつ目で言っていると…