大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」ことをライフワークにしています。

アタシ

なに定時前に寝惚けたこと言ってるんですか?、と彼女は言った。

「ずいぶんと朝晩冷え込むようになってきたな」 「ええ、アタシも昨日、あわてて長袖のパジャマ引っ張り出しましたよ。辛うじて衣装ケースに入ってましたけど、さすがにクサクサしてました」 「いや、そこは洗濯してから着ようや…」 「いや、背に腹は代えら…

アタシ思うんですけど、スペードのエースは切らないからこそ価値があるんですよ、と彼女は言った。

「どうしたんですか?怖い顔して…」 「あのヤロウ…ガチでゆるさねぇ…いつかタタリ神になって暴れた上に、七生祟ってやる…」 「えぇ…そんなことしたら、アシタカに矢をぶち込まれて終わっちゃいますよ」 「いや、それなら呪いを飛ばして、アシタカの右腕に死…

結局、アタシは何かに依存しないと生きていけないのかも。でも、誰しもそうなのかも。と彼女は言った。

「もしもし」 「…」 「もしもーし」 「…」 「ゴルァ!!!」 「…」 「ふーん、あっそう…(ゴソゴソ)…あぁ、やっぱりふたばの豆餅は美味いなぁ…この塩味の効いた豆の食感とふわふわもちもちの白く輝く皮…そして舌触りなめらかなこし餡のハーモニー…もう一個…

いったいアタシは、次はいつチルできるんですか。と彼女は言った。

「暑いけど、なんか夕方は暑さの勢いがなくなってきたな。そりゃお盆も終われば、もう秋か」 「終わっちゃった」 「は?」 「もう、終わっちゃった」 「何が?」 「決まってるじゃないですか、お盆休みですよ」 「ああ、そうだな」 「なんでこんなに短いんで…

やっぱり印象じゃなくて、ファクトでものごとを捉えることは大事なんですよ。と彼女は言った。

「あっつーーーー、死んでしまう」 「外回りですか、おつかれさまです」 「あぁ、ものの1時間ほど運転してきただけで、身体中の水分が抜けそうなくらい汗が噴き出る。ほんと、あの運転席のドアを開けた瞬間の熱気を浴びると、夏が来たな、って思うよ」 「あ…

世の中にあるキャバクラとホストクラブの比率を考えたら、それはそうなんでしょうね。と彼女は言った。

「買ってきたぞ」 「え!THE ALLEY?!ほんとですか?」 「どうぞ」 「あぁ、やっぱりこのカスタードとマスカルポーネチーズのコクと、ココアパウダーの苦みがアクセントで…って、これティラミスじゃないですか!タピオカ関係ないし!!」 「あれ、食べない…

男の人の「ひとりになりたい」って、翻訳すると「ママ、おっぱいほちい」じゃないですか。と彼女は言った。

「久しぶりじゃないですか」 「ああ」 「…なんか、ダウナーですね。またメンがヘラってるんですか?」 「そういうわけでもないが」 「そういうの、めんどくさいですよ」 「うるさい。落ち込んだり、気持ちの整理をしたり、自分を持て余したり、そんなときに…

アタシ冷蔵庫を開けるたびに、しなびていくキャベツを見ては「そっ閉じ」するんです。と彼女は言った。

「なんかダルいです」 「そりゃ、こんだけ真夏みたいに暑かったり、雨降って肌寒かったり、気圧が下がったり、環境が変わり過ぎたら、ダルくもなるよね」 「ええ、アタシなんて昨日うっかり窓を全開にして寝たら、明け方寒くて起きちゃったし」 「分かる。寝…

アタシ聞きたいんですけど、「癒し」って何のためにあるんですかね?と彼女は言った。

「暑いですね」 「ああ、今日は31℃だってよ。週末は33℃だし、もう真夏だよ真夏」 「気温を聞くとちょっとアレですけど、そんなに耐えられないほどでもないんですよね。これが6月に入って梅雨入りすると、アタシもうダメなんです」 「ああ、名古屋のこの…

アタシ、最近ほんとに休みの日は起きれないんですよ。と彼女は言った。

「金曜日ですね」 「ああ、金曜日だな。週末だ。」 「アタシ、週末になると悩みがあって」 「ほう、それはいいことだ」 「えー、なんでですか、イヤでしょ、悩むの」 「いや、悩むってことは、それだけ自分にとって大事なことでしょ。それは、人生という航路…

次の連休まで、アタシは何を楽しみに生きればいいんですか。と彼女は言った。

「終わっちゃいましたね」 「何が」 「決まってるじゃないですか、10連休ですよ」 「ああ、そういえばそうだな。また通常運転が始まったってことだ」 「令和って、ずっとお休みが続く幸せな時代じゃないんですか?もうほんと、思ってたんとちがう…」 「ち…

アタシ、最近がんばってるんです。早く来れるようになったんですよ。と彼女は言った。

「また来たんですか。そんなに暇なんですか」 「あぁ、暇なんだよ。だから相手してくれ」 「暇っていうより、寂しいんですよね」 「あぁ、そうだよ。寂しいんだよ」 「否定しないんですね…まぁ、アタシも寂しいクチですけど」 「あぁ、そうだろうな。類は何…

アタシ、また今日も遅刻ギリギリだったんですよ、もう毎日で疲れちゃいますよ。と彼女は言った。

「アタシ、また今日も遅刻ギリギリだったんんですよ、もう毎日で疲れちゃいますよ」 「だからそんなに寝癖がついてるのか」 「ついてないです!…でも、ほんとに今日は起きた瞬間、ダメかと思いましたよ。何でアラームが止まってるんでしょうね」 「そりゃ、…

のさのさのんびり行くニャ。

なんだかいろいろと せわしないみたいだけれど、 のさのさのんびり行くニャ。 気ままにのさのさ、 眠くなったらゴロゴロして、 気が向いたら甘えて、 一日をしあわせに過ごすニャ。 むずかしく考えずに、気ままな幸せを味わってみるのも、 たまにはいいニャ…

葛藤こそ喜びの本体なのかもしれないわね

そりゃ生きていれば、葛藤や悩みは尽きないわよね。 小さなものから、解決しそうにもないものまで。 でも、その葛藤こそ喜びって思えたら、少し気楽にそれらとお付き合いできるのかもしれないわね。 今日はそんな言の葉はいかがかしら。 _________…

ときに100メートル走のように全力で。ときにマラソンのように淡々と。

充実した生を送るために必要なのは、 100メートル競走を走るように全力になれる時間と、 淡々とマラソンを走るような感覚、 の二つの要素の塩梅なのではないかと思うのよ。 で、それは無理にバランスを取ろうとするより、 得意な方を突き詰めると、もう一…

信じることは実現する

あら、いらっしゃい。久しぶりねー。 まあまあ、座って座って。 今日、何の日か知ってる? ・・・え?わかんない?ふとどきものねー 今日でこのお店は開店して2ヶ月が経ったのですー!! パチパチパチー!! ・・・なによ、もっと盛大に祝いなさいよ。そも…

自立ロード

あら、いらっしゃい。 三連休明けの火曜日にも呑みに来るなんて、ほんとキトクなお客さんね。連休明けてヒマだと思ったのに・・・あ、何でもないわ、まあまあ座って。 ・・・はいはい、とりあえずビールね。 今日は間違えないから大丈夫よ・・・はい、どうぞ…

自分を変えること

あら、いらっしゃい。お久しぶりね。 三連休最終日とかいう暇な日のはずだったのに、キトクなお客さんね。 まあまあ、とりあえず座って。ビールでいいわよね。 ・・・え?もう開けちゃったわよ。はい、どうぞー。 ・・・え?そりゃビールじゃない? あら、よ…

やっぱ自己開示よね。

はいよ、らっしゃい!・・・どうしたの?そんな顔されて。・・・え?アタシが誰かって?まあまあいいじゃないの、そんな細かいこと。お客さんが増えて忙しくなれば、そりゃ応援も入るわけよ。・・・え?今までのお店のイメージじゃないって?そうよね。でも…