大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」ことをライフワークにしています。

もう、一人で頑張る時代は終わったんだなと、改めてマリオに教えられながら。

感染症禍から始まった息子のゲームライフも、ずいぶんと充実してきた。 夏ぐらいに「サンタさんにはニンテンドースイッチを頼むんだ」と息子が言い出したときには、品薄で全く買えない状況だったので焦ったものだった。 しかし、方々手を尽くして何とかクリ…

流れていく風景を、眺めるように。

時に小寒。 もうすぐ大寒を迎える、一年で最も寒いころ。 そんな中でも、春に向けて季節はめぐるようで。 七十二侯は、「雉始雊、きじはじめてなく」。 オスの雉が求愛のために、鳴き始めるころ。 時の流れ、季節のめぐり。 決して止まらず流れてゆくそれは…

あの日、大池公園で食べたハンバーグ弁当の味を、忘れない。

写真の日付は、2020年4月某日だった。 データに撮影した日付も記録されているから、便利になったものだと思う。 100年ぶりの、感染症禍。 「なんとか宣言」とやらが発令され、いままで経験したことのない春だった。 車の窓から覗く空の色は、何も変わらない…

痛みの記憶、あるいは写真について。

鋭い痛みが、左の親指に走った。 やってしまったと、瞬間的に思った。 調味料のガラス瓶の蓋のプラスチックの部分を、ゴミの分別のため外そうとしていた。 横着をして、手近にあったフォークの先を使って外そうとしたが、思いのほか、その蓋は固かった。 何…

遅めの初詣の参道は、暖かな雨に濡れて。 ~愛知県名古屋市「熱田神宮」 参拝記

冷たい雨もあれば、暖かな雨もある。 今日の雨は、後者だった。 前日までの冷え込みからすると、雪になってもおかしくないような気がしたが、朝の空気は、どこか暖かかった。 そんな雨に誘われたわけでもないが、熱田神宮にやってきた。 もう新年、迎春とい…

陽の光ばかり、撮っている。

スマートフォンの写真フォルダは、その人の頭の中を反映しているといわれる。 料理が好きな人は、美味しそうな写真で、 子どもが好きな人は、子どもの写真で、 推しのアイドルがいる人は、その写真で、 ガーデニングが趣味の人は、丹精込めた庭の写真で、 年…

ブランコと無価値観、あるいは罪悪感か。

大寒波が訪れた週末だったが、よく晴れていた。 午前8時の時点で気温はまだ氷点下だったが、晴れていると外に誘われるものだ。 せっかくなのでと、昼過ぎに富士山の遊具がある近所の公園を、息子と娘と訪れる。 午後になって4℃まで気温は上がっていたが、そ…

言葉にする、という強さ。

強さにも、いろんな種類の強さがある。 分かりやすい筋力、腕力といった強さ。 逆境や不運にもめげない、負けない強さ。 初心貫徹、一つの決めたことをやり遂げる強さ。 そのあたりは、誰が見ても分かりやすい。 あるいは、その逆もまた、強さの一つだと言え…

大いなるマンネリ。

「大いなるマンネリ」という言葉がある。 マンネリと聞くと蔑むニュアンスがあるが、「大いなる」という形容詞がつくことで、それは称賛に変わる。 時は、重ねるごとに味わい深くなる。 = 「大いなるマンネリ」の最たるものの一つが、競馬であろう。 年が明…

続けていることの恩恵は違和感に気づけること、そしてそれをどうにかしようとしなくなること。

何かを続けていると、わかることがある。 わからないことも、もちろんあるけれど。 それでも、続けているとわかることもある。 多くの場合、それは「違和感」としてやってくる。 続けることは、内省の一部なのではないかと感じる。 = 違和感に気づいたから…

冬と、陽の色。

晴れの日と、 雨の日と、 曇りの日と。 密かに想いを寄せる男子から、どれが一番好きかを聞かれる。 そんな名場面が、アニメ映画であった。 問われた主人公は、確か「曇りの日」と答えたような。 冬晴れの空を眺めながら、そんな甘酸っぱい場面を思い出す。 …

小寒、春を待つ。

時候は小寒、寒の入り。 ここから大寒、そして立春に至るまでが、一年で最も寒さの厳しい時期である。 ここ数年来、暖冬が続いていたが、今年は厳しい寒さの冬になるそうだ。 年末に続いて、また今週末には寒波が訪れるとも聞く。 暖かい春が待ち遠しくなる…

断酒日記【794日目】 ~好きに生きる、という他者貢献

さて、断酒794日目である。 もう日数ではピンとこないくらいになってしまったが、2年と2か月ほどである。 こと断酒生活に関しては淡々としたもので、特記すべきこともないのだが、嬉しいことがあった。 友人でありライフワークカウンセラーであり、かつ断酒…

雪下出麦、寒さ厳しければこそ。

ここ数年、暖冬が続いていたが、この冬は少し様相が違うようだ。 年末寒波がやってきて、久々に「痛い」寒さを味わっている。 しばらく使っていなかった手袋も、衣装ケースから引っ張り出してきた。 来週末には、再び寒波がやってくるようで、予想最低気温は…

書評:アルフォンス・デーケン著「死とどう向き合うか」に寄せて

正月は 冥土の旅への 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし かの一休禅師の、正月に頭蓋骨を持ち街中を歩いたという、有名な逸話に出てくる言葉である。 昔は数えで歳を数えたため、正月に皆一斉に歳をとった。 正月のめでたさは、今でいう誕生日のめでたさ…

おはよう、2021年。

新年あけましておめでとうございます。 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。 何かと騒がしかった2020年も過ぎ去り、新しい年がやってきました。 元旦というのは不思議なもので、何をするにしても気持ちを新たに、丁寧にしようと感じるものです。 前職…

暮れゆく2020年。

クリスマスが終わってから、あわただしく年末に向かう空気感が、好きだ。 みな一様に、なにかに急き立てられるように、いそいそとしだす。 考えてみれば、12月31日と1月1日という年の切れ目は、単に誰かがそうしたというだけで、何かが変わるわけでもない。 …

紡がれて、いま。

その日は墓参りに行く予定にしていた。 息子と娘はついてくるとは言っていたが、当日になると「遠い、めんどくさい」とぐずぐずと言い出す。 私は朝から少し感傷的になっていたのだろう。 「だったら最初からそう言え。予定決めた後で言うな」と怒ってしまう…

幼いころの夢を叶えること、叶え続けること。

幼いころの夢を、叶えること。 それは、かくも心を豊かにしてくれるものだと感じる。 どんなくだらないことで、どんな些細なことでも、大人になったいまの自分ができることをしてあげるのは、こころが満たされる。 そしてそれは、次々と循環していく。 童心…

牝馬の時代。 ~2020年有馬記念 回顧

2020年の掉尾を飾る有馬記念。 夢の対決と謳われたジャパンカップの主役を務めた3頭の出走はなかったが、それでもGⅠ馬8頭と現時点における中長距離路線の主要メンバーが揃ったレースとなった。 勝ったのは北村友一騎手の4歳牝馬、クロノジェネシス。 逃げた…

映画「えんとつ町のプペル」に寄せて。

西野亮廣さんの世界に触れたのは、絵本「えんとつ町のプペル」が無料公開されたタイミングだった。 調べてみると、無料公開されたのが2017年1月。 いまから約3年前だったそうだ。 うっかり仕事の昼休みに開いてしまい、涙で画面が見えなくなってしまったのを…

いつか通った道。 ~2020年ホープフルステークス 回顧

ホープフルステークスがラジオNIKKEI杯2歳ステークスから名称変更となり、中山競馬場に施行場所が変更となったのが2014年。 それ以来、施行時期というのが、いつもある種の議論の的となってきた。 「有馬記念の後か、先か問題」というものである。 「1年の締…

ブルーベリーの実る丘へ。

冬至を迎えた陽の光は、どこか優しかった。 記憶の中では、いつも夏の強い陽射しに包まれている農園。 師走の風に吹かれて、その赤くした葉が揺れていた。 訪れる前の週に12月としては異例の降雪があり、数日前まで雪は残っていたと聞いた。 道中を心配した…

誰の上にも訪れる、やさしい日。

クリスマス・イヴである。 時間がどんな人間にも平等であるのと同じように、クリスマスは誰にでも訪れる。 それは、どこか救いのように思える。 どんな、クリスマスも。 最高のクリスマスも、最低のクリスマスも。 どんな一日であれ、24時間が経てば同じよう…

時を刻む、冬の朝。 ~滋賀県大津市「近江神宮」参拝記

滋賀県大津市は近江神宮を訪れた。 名古屋から車で約2時間ほど。 大津インターを降りて、琵琶湖沿いに北上する。 訪れるたびに感じるのだが、滋賀県のこのあたりは「初見殺し」の道が多い。 特に路面電車と並行して走る道や、可変式の中央分離帯など、ナビが…

お礼参りの、冬至。 ~愛知県一宮市「真清田神社」参拝記

冬至の日の朝、真清田神社を訪れた。 快晴、冬晴れの気持ちのいい朝だった。 楼門は、今日も威風堂々と。 初詣の準備が進む境内。 今日はいつもに比べて、参拝客が多かったように感じる。 拝殿まで歩みを進めながら、残り少なくなった2020年の今年を想う。 …

冬至、陰極まりて。

寒さも厳しさを増してきたが、暦の上では「ふゆ、いたる」。 冬至である。 一年の中で最も昼の時間が短く、夜が長い時候。 気温はこれから寒さが本番になるが、日の出ている時間はいまが最も短く、これから少しずつ延びていく。 陰極まりて、陽となす。 片方…

マイルの華。 ~2020年朝日杯フューチュリティステークス 回顧

感染症の拡大による人々の行動様式の劇的な変化。 無敗の牡馬・牝馬三冠馬の誕生、そして9冠牝馬との激突。 1年前では想像だにしなかったことが起こり、そして人知を超えた奇跡が多く起きた2020年。 そんな年も、時は過ぎゆく。 気づけば今年の関西最後のGⅠ…

鳥に引かれて、熱田神宮参り。

冬晴れの日、熱田神宮を訪れると、参道に鳥が。 トコトコと、私を導くように。 「牛に引かれて、善行寺参り」という説話がある。 信濃の国の老婆が、洗濯物をひっかけていった牛を追いかけていくうちに、日が落ちて真っ暗になってしまった。 さて困ったと思…

断酒日記【777日目】

さて、断酒777日目である。 7が揃って縁起がよさそうなので、久しぶりに断酒記事を書いてみる。 コロ助の影響も多分にはあるのだが、最近はめっきり会食の機会もなくなった。 馴染みのお店に、食事をしに顔を出すくらいだ。 お酒を飲む習慣というものが…