大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」ことをライフワークにしています。

ツルさんと休まず仕事をした2カ月半。

春先のぼんやりとしたこの暖かさが、今日は鬱陶しかった。 秋のような空気の透明感はなく、それでいて初夏のような日差しに蒸された車内は、汗ばむくらいの気温になっていた。 行き道からずっと痛かった右の後頭部あたりが、また一段と熱を持ったように痛ん…

小さな自分とキャッチボールをして寂しさが癒された春の日。

朝から少し雲が出ていたが、雲の合間からは日差しが覗いている。 手帳を見ていると、万物清らかな「清明」から、穀物に実りの雨をもたらす「穀雨」に節気は移っていることに気づく。 少し前まで冬物のコートを着込むほどに冷え込んでいたのに、季節が変わる…

葉桜が好きだ。

葉桜が、好きだ。 満開の桜もいいけれど、葉桜が好きだ。 今年は4月に入っても寒さが戻ってきたことで、桜が咲いている期間は長かったように感じた。 けれど、散り始めたピンクの桜と新緑の緑が一緒の画面で見られる時間が、少なかったように思う。 やはり…

アタシ、また今日も遅刻ギリギリだったんですよ、もう毎日で疲れちゃいますよ。と彼女は言った。

「アタシ、また今日も遅刻ギリギリだったんんですよ、もう毎日で疲れちゃいますよ」 「だからそんなに寝癖がついてるのか」 「ついてないです!…でも、ほんとに今日は起きた瞬間、ダメかと思いましたよ。何でアラームが止まってるんでしょうね」 「そりゃ、…

その花を咲かせるもの、あの空の色を変えるもの、季節をめぐらすもの。

今年は4月に入っても寒の戻りがあったおかげか、桜が長く楽しめましたね という会話をつい先日までしていたような気がするのだが、気づけば季節は新緑に向かっていく。 行く道で咲き誇る花の色鮮やかさに目を見張ったり、 冬の間は見られなかった植物が顔を…

傷を癒すものとは、何なのか。

kappou-oosaki.hatenablog.jp 昨日のこちらのエントリーに、「傷を癒すものとは、なんなのか」という質問をいただいたので、今日はそれについて書いてみようと思う。 結論を先に書くなら、やはり「感情を感じること」に尽きるのだと感じる。 = 昨日のエント…

「愛する」という、刃。

「愛する」ということは、時に残酷だ。 誰かに愛を伝えることは、ときに自分の心の傷をえぐられる。 もっとも深い愛が、もっとも深く心の奥底に沈めた傷をえぐる刃になる。 その傷を癒すのも、また愛なのだが。 = 関係が近くなるほどに、他人は自分を寸分違…

春の風に吹かれて中京競馬場で中山グランドジャンプを応援した日。

暖かな春の土曜日、息子と娘と中京競馬場へ出かけた。 暖かな陽射しの下、まだ桜は咲き誇っていた。 この日は中京開催日ではなかったので、人もまばらだ。 名鉄の中京競馬場前駅の近くの駐車場に車を停めて、入場門へ歩く。 我が青春のサイレンススズカの名…

結局、誰もが幸せになっていく

送別会を開いてくれると言ってくれたのは、先週のことだった。 会、とは言っても、私とその方の二人だけなのだが。 事前には伝えておいたのだが、飲まない私が珍しいようで、しきりに「自分だけ飲んで申し訳ない」と言っていたが、その度に私は飲まなくても…

「自分の」呼吸に戻る味。 ~井上征良さんの季節のジャムに寄せて

乗り慣れない車のハンドルを握りながら、帰宅時の渋滞に嵌まっていた。 前を走るバスは都度バス停に停まって殊更に遅いが、交通量が多く車線変更するのも億劫だった。 頭の芯がじんじんとした感覚は、まだ引かない。 だいたい、担当だけのはずが支店長と副支…

岡山旅情。

岡山は「晴れの国」と呼ばれるそうだが、なぜか私の訪れる日は曇りや雨の日が多い。 この日も、朝名古屋を出たときから冷たい雨が降り続いていた。 満開だった桜も、この冷たい雨で散ってしまうのだろうか。 着いた岡山駅のホームでは、初めて生で見る「レイ…

目的や目標が「ない」方が、続けられる。

何かを続けるとき、目的や目標を決めた方がいいとよく言われる。 けれど、往々にして真実は一見そう見えることの逆側にある。 実は、目的や目標が「ない」方が、続けられることもあるのではないかと思うのだ。 私の、このブログのように。 そして、時にそう…

自分を愛するとは、どういうことだろう?

昨日のエントリー、 自分を大切にしていないときに出る、分かりやすい指標。 - 大嵜 直人のブログ こちらに対して、「自分を大切にする、自分を愛するってなんでしょう?」という質問をいただきました。 いろんな「自分を大切にする」「自分を愛する」方法が…

自分を大切にしていないときに出る、分かりやすい指標。

トイレを我慢したりするとき、眠いのを我慢したりするとき、 だいたい自分を大切にすることを忘れている。 自分の体の身体的な反応を無視するときというのは、だいたい自分を大切にすることを忘れているとき。 それは、自分を大切にしていない状態の、分かり…

生きるとは、愛を思い出す旅。

朝から気持ちよく晴れた春の日。 気持ちよく晴れ過ぎて花粉が絶好調のようで、寝起きからくしゃみが止まらない。 息子と娘の入学式だった。 桜も今年はのんびりとしてくれて、息子の希望通りに入学式の日まで、その花を散らさずに保ってくれた。 ランドセル…

世の中に たえて桜の なかりせば

決めていたわけでもないが、週末にまた晴れたので誘われるように近所の公園に花見に訪れた。 公園までの道のりでも、いたるところで桜の木の下でレジャーシートを広げ、花見をしている方たちが見えた。 春麗。 うららかな、春。 そんな言葉が思い浮かぶ。 先…

断酒日記 【156日目】

さて、断酒して156日、約5ヶ月が経った。 いろんなところの断酒に関するサイトを見ていると、マラソンで言う「給水ポイント」ならぬ「挫折ポイント」のようなものがあり、そこで「給水」してしまうことが多いそうだ。 断酒の体験記のなかで多かったのは…

時間をかけることを覚悟すると、時間が進む。

時間をかけることを怖れると、時間が止まる。 時間をかけることを覚悟すると、時間が進む。 時間という霊薬は、かくも不思議な効用を持っているようだ。 = 夕飯を摂っているいると、一匹のコバエが主菜のお皿に入ってきた。 見ると、テーブルの上からもう一…

桜のトンネルくぐって。

前日までの、春とも思えない冷え込みが少し緩んだ日だった。 子どもたちの保育園の卒園から、小学校の入学式までの空白の1週間。 平日休みを取って、子どもたちと過ごす一日。 暖かい陽気に誘われて、スーパーでおにぎりとパン、お惣菜を買って川沿いの桜並…

偶然に一日を委ねる、という愉悦

偶然というものはなくて、全ては必然という考え方がある。 偶然を好むのも嫌うのも、人それぞれの選択なのだが、偶然に起こることに意味づけをすることは、毎日に彩りを与えてくれるように、最近よく感じるのだ。 = 根本裕幸さん著:「朝9時までに1分間く…

ぼんぼりが朱く染める桜を眺めながら、どうでもいいような過去を想い出す夜

近所の川沿いの桜並木に、ぼんぼりが設置されていた。 その灯りが照らす桜を見たくなって、日が暮れてから川沿いを歩いた。 久しぶりに眺める、夜桜だった。 まるで冬に逆戻りしそうな、ここのところの寒さのせいか、 あるいは、遅い時間のせいか、 桜並木は…

無力さ、叶わない夢、たどり着けない場所、白旗。

己が無力さを知ること、 叶わない夢があると知ること、 どうやってもたどり着けない場所があると知ること、 負けを認めて白旗を上げること。 それができるのは、 「弱さ」ではなくて、「強さ」だと思うのだ。 = 「辞職願と離婚届を懐に持つことは、会社と夫…

眠れぬ夜に「かなしさ」と「いとしさ」について想うこと。

美しさが、残酷さや卑猥さの際にあるように、 愛しさとは、悲しさの際にあるのかもしれない。 = ぼんやりと目が覚めると午前1時過ぎだった。 日付は4月1日に変わった。 会社や学校といった多くの組織で新年度になり、いろんなことが変わる日。 まして、…

七分咲きの桜の下のサンドイッチに童心について想うこと

思い立って、花見をしながらお昼を食べることにした。 冷たい雨が降った土曜日の後の、朝から晴れ間の見える日曜日だった。 陽は差しているが、風は強い。 たたまご、シーチキン、ハム、ベーコン、きゅうり、トマト。 溶かしたバター、マヨネーズ、そしてサ…

球春に小さな私の抱えていた寂しさを想うこと。

友人のクワガタ名人にグローブとソフトボールをもらった。 興味深々の息子はバットもほしいと言うので、ホームセンターで買ってきて、さっそく近所の公園に繰り出す。 革の匂い、ボールの縫い目のでこぼこ、指の感触。 どれも、30年以上前の童心に還らせて…

大切な人を傷つけないために、あなたの尊厳を守るために、「ありがとう」と言おう。

いや、そんなことないです。 滅相もないです。 気を遣わせてしまって、すいません。 自分には過分なお言葉です。 それは、逆に申し訳ないです。 そんな言葉を、よく使っていた。 謙遜とは美徳ではなくて、 自らの無価値観からくる怯えと誤謬だと気づいたのは…

断酒日記 【146日目】

気付けば、今日で断酒146日目である。 昨年の11月の頭から始めた断酒も、これでもうほぼ5か月。 始めた当初は「とりあえず、気が向くまで続けよう」という緩い気持ちで始めたが、なんだかんだで5か月続いている。 最近はよく「いつ再開するの?」と聞…

時はどっちに流れているか?

昨日の「キンコン西野さんの近畿大学卒業式スピーチに寄せて」を書きながら、少し考えたことを書いてみたい。 kappou-oosaki.hatenablog.jp 昨日のエントリーの中の白眉である、西野さんのこの言葉。 僕たちは今この瞬間に未来を変えることはできないけれど…

キンコン西野さんの近畿大学卒業式スピーチに寄せて

キングコング・西野亮廣さんが、近畿大学の卒業式で卒業生に向けてスピーチした全文を、ご本人のブログでアップされている。 ameblo.jp 近畿大学というと、以前にホリエモンこと堀江貴文さんが同じように卒業式で胸を打つスピーチをされている動画を拝見した…

「怖れ」と「罪悪感」、親から自由になる時。

ご依頼を頂いていた案件を、昨日クライアント様に納品させて頂いた。 今回の依頼は、プロフィール文+その方の提供しておられるサービスのセールス文だった。 1時間ほどのオンラインセッションと、メールのやり取りを10往復ほどさせて頂いて、そのクライ…