愛知県一宮市「真清田神社」を訪れた。この日は風も強く、冬に戻ったかのような、冷たい雨が滴っていた。
嗅覚は、どこか記憶を呼び起こす。嗅覚と記憶を司る期間は、近い場所にあるのだろうか。
変化を愛でるのは、生きていることの喜びともいえる。春は、もうすぐそこまで。
いまから21年前、ミレニアムの京都記念に想いを寄せ、ウマフリさんに寄稿させていただきました。
新しい季節、新しい今日の訪れとともに、開いた花を眺めるように。自らの一日を、愛でよう。それが、待つことかもしれない。
吸う~吐くではなくて、まず、吐く。それにより身体もこころも、緩むことができる。ストレッチをしながら、自分の呼吸を観察しながら、そんなことを感じる。
いつか見た色のような、それでいて、ここにしかいないような。うすべに色の、ちいさな、春。