大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

12月26日という一日が、好きだ。

12月26日という一日が、好きだ。

クリスマスが終わった祭りのあとの寂寥感と、
年末に向けた慌ただしさのあいだの、
エアポケットのような不思議な日。

クリスマスが仕事で忙しかった方はヤレヤレ、
年末年始が仕事で忙しい方の気合と、
もうすぐ仕事納めの方のソワソワが交錯する、
そんな一日。

冬至から12月23日、24日、25日、26日と日付が変わっていくだけなのだが、一日一日の「街の空気」の変わり方が大きくて好きだ。

以前、クリスマスと年末年始がどちらも最繁忙期になるような仕事をさせてもらっていたが、12月26日は長い旅路のオアシスのような一日だったのを思い出す。

そんな12月26日が、毎年たまらなく好きだ。

この「好き」はどんな表現になるのだろうか。

平安の昔なら「いとをかし」、
平成も終わる今なら「ガチでエモぃ」、
になるんだろうか。

そんなよしなしごとを想いながら年が更けていくのも、これまたまたエモい。

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