【言の葉割烹おおさき】へようこそ

人との別離で傷ついたココロは、人との出会いで癒される。私の辿ったそんな体験を、言葉にしてみたいのです。

問題を解決しない、という選択

小さいものから大きなものまで、私たちが生きていくなかで「問題」を抱えることがあります。

 

仕事の上での人間関係かもしれませんし、

両親との葛藤、あるいは子どもの不登校かもしれませんし、

彼氏の浮気や離婚と言ったパートナーシップについてかもしれませんし、

はたまたお金の問題かもしれません。

 

そうしたときに私たちは、何とかその「問題」を解決しようと躍起になるわけですが、もしかしたらほんとうの「解決」とはそのとき想像したかたちではないのかもしれません。

 

それは安易な妥協や諦めなどではなく、「問題」がやってきてくれた理由を理解することで、最終的には「問題」が「問題」ではなくなることなのかもしれません。

 

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稀代の物理学者、アルバート・アインシュタイン

 

我々の直面する重要な問題は、それを作ったときと同じ考えのレベルでは解決することができない。

 

と語ったと言われます。

 

問題が問題として認識するのは、それをつくりだした自分です。

 

それを解決しようとする、ということは言い換えると「問題の状態」と「解決した状態」という対立状態をつくる、ということです。

 

「対立」とは、双方の相手が異なった目的を持っていることで起こります。

 

たとえば、ある製造会社で、

今すぐに最新鋭の機械を購入する設備投資をするべきだ、と考える常務一派と、

今季は設備投資は抑え、ソフト面の充実を図るべきだと考える専務一派の「対立」。

 

双方には

「設備投資をすることで生産効率を上げ、受注を増やす」という目的と、「バランスシートを健全に保ちながら、品質を上げることで受注を増やしていく」という目的が対立していると見ることができます。

 

けれども、その対立する目的の根底にあるのは、「自社の利益を上げて、存続させていくこと」という共通の目的なのかもしれません。

 

「双方の背景には共通の目的がある」という認識をしておくと、それぞれの持っている「常識」や「思い込み」で見えなくなっていたものを炙り出すことができるようになります。

 

そうした認識がない場合は、どちらを選ぶだけの単純な二者択一の問題解決に陥りがちになり、時間が経てばまた別の問題をでの対立を引き起こすことになります。

 

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この会社の対立ではないのですが、私たちがときに抱える「問題」というものも、根源に同じ「目的」が存在しているという視点は多くの示唆を与えてくれます。

 

なぜ、こんなに頑張って仕事いるのに評価されないのだろう

 →頑張る自分と、それを評価させない自分の共通の目的とは?

 

なぜ、親とうまくいかないのだろう?

 →親と仲良くしたい自分と、仲良くさせない自分の共通の目的とは?

 

なぜ、彼氏は浮気したのだろう?

 →彼氏を愛したい自分と、彼氏を浮気させた自分の共通の目的とは?

 

なぜ、お金がいつも足りないのだろう?

 →お金が欲しい自分と、お金を受け取らない自分の共通の目的とは?

 

「仕事を評価させない自分」や「彼氏を浮気させた自分」や「お金を受け取らない自分」という表現に違和感を覚えるかもしれません。

 

しかし、実は問題の根源にある対立とは、「自分」と「外の世界(仕事、両親、彼氏、お金など)」の対立ではなく、内なる自分の「古い自分の価値観」と「新しい自分の価値観」との対立です。

 

今まではその価値観でやってこれた。

けれども、もうその価値観ではやっていけなくなった。

 

だから「問題」とは、「自分が」「自ら」それをつくることで、その古い価値観の外側を(ときに強制的に)見ることができるようになるプロセス、と言い換えることができます。

 

いままで大切にしてきた価値観は、決して否定するものでもありません。

いままで自分を守ってくれたことに感謝しながら、それを手放すこと。

 

そのとき、「問題」は当初思っていた解決とは全く違うかたちで解決します。

そのかたちとは、「忘却」です。

 

究極の解決とは、「問題」を「問題」として認識しない、ということと言えます。

それは今まで抱えてきた価値観が大きくパラダイム・シフトした証拠なのです。

 

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今日は少し「問題」について綴らせて頂きました。

全ての「問題」は本来の自分に気づかせてくれる大切なギフトであり、そこには才能のカケラがたくさん転がっています。

 

少し長くなりましたので、このあたりはまた改めて綴ってみたいと思います。

 

どうぞ、ごゆっくりお過ごしください。

 

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