大嵜 直人のブログ

人との別離で傷ついたココロは、人との出会いで癒される。私の辿ったそんな体験を、言葉にしてみたいのです。

好きなものはみんなどこかでつながっている ~Van Halen の"Can't stop lovin' you"に寄せて

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。

店主のおおさきです。

 

一度心惹かれた音楽は、時間を経てまた振り返って聴くと違った発見や味わいがありますね。


今日はそんな久しぶりに心惹かれた音楽についてのお話しを。

 

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私は晩酌でデキあがると、よくYou Tubeの「好きな音楽めぐり」をしながらオチるのが常なのですが、関連動画のところで久しぶりに中学生のころ好きだった曲が出てきました。


この曲です。

www.youtube.com


アメリカのハードロック・バンド、ヴァン・ヘイレンVan Halen)が1995年にリリースしたアルバム「Balance」に収録されている「Can't stop loving you」です。

 

私は初期のヴァン・ヘイレンの音楽をあまり知りませんが、この分かりやすくてスカッとする曲調が大好きなのです。


中学生でも分かる英語のタイトル。
シンプルってすばらしい。

 

歌詞もまた分かりやすくていい。
2番の歌詞なんて、今聴いてもじーんとくるものがあります。

 

You can change your friend, your place in life
You can change your mind
We can change the things we say, and do anytime

Oh no, but I think you'll find
That when you look inside your heart
Oh baby, I'll be there.

 

付き合う人を変えること、住む場所を変えること、
考え方を変えること、口にする言葉を変えること
それらはいつだってできる。

 

自分の心の中を覗いてみれば、私がそこにいることを分かってくれると思う。


全て世界は私がつくっている。
そしてその世界は私の内面を寸分違わず写し出したもの。

 

・・・そんなひとつの真理を表現したような、含蓄のある深い歌詞です。

 

そして私が一番好きなのが、2番のサビが終わってからの間奏の部分の歌詞。

 

Oh, I'm so twisted and tied
And all I remember, was how hard we tried
Only to surrender

 

And when it's over
I know how it's gonna be
And true love will never die
Or, not fade away

 

もがいて苦しんだ私が思い出すのは、
どんなに必死で頑張っても、サレンダー(surrender)するということを思い出す

 

全部終わったとき、私にはどんなことが起こるのか知っている
そして、真実の愛は決して死なないし、どこかへ行ってなくなってしまうことなんて絶対にない

 


もう、この「true love will never die」とか真顔で歌ってしまえるカッコよさ。惚れます。

このど真ん中ストレートな分かりやすいカッコよさには、憧れてしまうのです。

 

さて、あえてカタカナの表記にした「サレンダー(surrender)」

 

辞書を引くと、「引き渡す、譲り渡す、(命を)落とす、降伏する、自首する、身をゆだねる、(当局などにパスポートなどを)提出する、預ける、放棄する、譲り渡す、(保険などを)解約する」といった意味が並びます。

 

一見するとネガティブなイメージの単語ですが、いま聴くとこの歌詞の部分は、とても希望を感じるのです。

 

頑張って頑張って、必死になって自力でやろうともがいて苦しむ・・・言ってみれば「自立」の状態ですね。


そこでもうダメだ、自分一人ではやっていけない、抱えきれない・・・となったときに、自分の弱さを認め、周りに助けを求めることができるようになります。

 

周りの人や世界や運命といった自分の外部を「信頼し、任せ、委ねる」

まさにこれこそ「サレンダー(surrender)」

 

そうすることで、「依存」を経た「自立」の先の、「相互依存」という新しい豊かなステージに入ることができるわけです。

 

そして、その先に見つけるのは、「true love」だとヴァン・ヘイレンは歌うのです。


その「love」は、恋人やパートナーに限らず、自分を含めた世界を愛し祝福する「love」に昇華するのでしょう。

 

私はVan Harenをリアルタイムでずっと追っているわけではありませんが、彼らもまた「自立」のステージで燃え尽きて、そこから「相互依存」のステージに移った経験があったのではないかと思うのです。

 

そして、その最後に、

 

「結局自分ができることをやるだけやったら、後はサレンダー(surrender)しかないよね」、という境地に入れたのだと思うのは、私の穿ちすぎでしょうか・・・

 

お客さまはどう思われますでしょうか?

 


さて、なぜ私はヴァン・ヘイレンの最もヒットした初期の音楽を知らないのに、この曲を知っているのか?

 

それは、中学生の頃に見ていた競馬中継の中の「今週の出走馬の血統診断」のコーナーで流れていたのですね。


競馬中継の番組にヴァン・ヘイレンという当時のテレビ局のチョイスもかなり渋くて拍手喝采ものだと思うのですが、そこでこの曲を覚えたのです。

 

はい、お馬さんと音楽と心の世界と。

やはり好きなものはどこかでつながっていくようです。


ええ、そんな私は「運命思考」第1位ですから・・・

 

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今日もお越し頂きまして、ありがとうございました。
どうぞ、ごゆっくりお過ごしください。

 

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