大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

偏りをなくしバランスを取るためには、「いつもと違うこと」

いらっしゃいませ、ようこそお越しくださいました。

最近くしゃみがひどいのですが、花粉症ではないと自分に言い聞かせております。

さて、今日私は一日ライン作業をしてきまして、なかなかに身体のいろんなところが悲鳴をあげております。

ここのところ座り仕事が多かったものですから、慣れない立ち仕事に肩と腰がぎしぎしと言っております。

やはりずっと同じ姿勢で作業をしたり、ずっと座ったままだったりということは、どこかで身体に無理が生じるようです。

こんなときは、ぬるめの湯船につかって、風呂上りにプシュ!・・・もいいのですが、ゆっくりと時間をかけてストレッチするのがいいように思います。

もともと、泥酔した日以外は開脚や腰のストレッチを日々するようにしていますが、今日はいつもより時間をかけてケアしたいと思います。

 

そんなこんなの身体の固まりやコリについてのお話ですが、これは私たちの行動の部分でも同じように思うのです。

気づかないうちに、どちらか一方に偏った動きをしてしまう。

まだ我慢ができるうちはいいけれど、気づくとそれが積み重なって身体も心もバランスを崩してしまうことがあります。

そうならなないために、同じ姿勢をずっと続けて肩が凝ったり腰が痛くなってしまう前に、姿勢を変えたりストレッチをしたりして、血流をよくして筋肉を伸ばしてあげることが大切なのですね。

たとえば、

学んでたくさんインプットしたら、
今度はそれを誰かに教えてみたりアウトプットしてみるとか、

一人でやれるだけやってみたら、
今度は周りの人にアドバイスや助けを求めてみるとか、

すっきりとした純米酒を一杯目に空けたら、
次は甘口の無濾過の生につないでみるとか、

服やアクセサリーや靴といった目に見えるものにお金を使ったら、
今度は体験や学びや旅行といった目に見えないものにお金を使ってみるとか、

3連単を多点買いして外して大ヤケドを負ったら、
次はシンプルに競馬の基本たる単勝に戻ってみるとか、

スポーツや筋トレで身体を鍛えたら、
少し瞑想や内観で内面の美しさを鍛えてみるとか、

仕事がうまく回らずに行き詰まってきたら、
一度それを忘れて家族やパートナーと向き合ってみるとか、

・・・などなど、いろいろなケースがありますね。

それは、どれも左足を出したら、次に右足を出す、また次に左足・・・と順番に重ねていくことが「歩く」ということにつながるように、片方だけではうまく進まないようです。

だから、偏る前に「いつもと違うこと」をしてみる、という選択肢を持つのが大切だと思うのです。

「これでなくてはダメ!」や

「これをしないといけない」や

「これしかない・・・」ではなくて、その逆の選択肢を持つこと。

それだけでも、少しバランスが取れるように思うのです。

自分の中で「これしかない」と強固に思っているものほど、一度それを離れてストレッチしてみると、全く違う世界が見えてくるのかもしれません。

 

今日もお越し頂きまして、ありがとうございました。

どうぞ、ごゆっくりお過ごしください。

f:id:kappou_oosaki:20180410232423j:plain