大嵜直人のブログ

文筆家・心理カウンセラー。死別や失恋、挫折といった喪失感から、つながりと安心感を取り戻すお手伝いをしております。

年の瀬に思う、アウトプットを続けることの大きな恩恵

2017年もあと残り4日。
年の瀬が近づいていますね。

仕事納めの人もいたり、
お仕事の方は繁忙期だったり、
大掃除や洗車をして新しい年に備えたり、
おせち料理やお餅の準備や、帰省が始まったり。

いろんな年末の風物詩が見られる時節になりました。

私がこれをすると年の瀬だなーと思うのが、手帳を新しくして来年のスケジュールを書き込むときです。

手帳はもう十年以上も「ほぼ日手帳」を使っています。

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今はカズン版(A5サイズ)を使ってますが、1日1ページたっぷり書けるので気に入っています。

新しい手帳に1月からのスケジュールを書き込みながら迎える年に想いを馳せ、また1年使ってきた手帳をぱらぱらとめくりながらこんなことやあんなことがあったと振り返る時間です。

 

そんな年末の風物詩に、今年から新しく「ブログを振り返ってみる」というタスクが加わりました。今年8月から始めたこの割烹ブログも、おかげさまで更新を続けて4か月になりましたが、今まで書いてきた言の葉たちを振り返ってみると、

あぁ、こんなこと書いてたんだ、とか
うーん、このネタもう少し上手く書きたかったな、とか
いやー、いいこと書いてるなー、とか、

いろんな振り返りができて楽しいです。

まだ4か月=120日ですが、だいたい1記事1,500~2,000字の分量で書いてますので、少なめに見積もっても

1,500字 × 120記事
 = 180,000字

を書いてきました。振り返ってみると驚きです。今ではほとんど見かけなくなった400字詰め原稿用紙で、450枚分。

いきなり「原稿用紙450枚書きなさい」と言われても確実に無理ですが、毎日続けると積み重なるものです。

そして、書いてアウトプットした分だけ気づきがあり、さらに日常の細部を見つめられるようになり、書くことがまた好きになったように思います。やはりアウトプットを続けることの恩恵は、とても大きいようです。

ふと目にした雑誌や本だったり、出会う人からの情報だったり、私たちはインプットについては意識しなくてもできるように思います。けれど、アウトプットは意識しないとなかなかできない上に、インプットした情報も多くの人に晒してこそ、血となり肉となるようです。

そういった意味では、ブログを日々更新するということは、アウトプットを習慣づけてくれるので、入る・出すのよい循環が生まれるようです。

 

・・・と、今年を振り返りながらブログを更新する恩恵に浸っておりました。

どの分野でも10万時間をかけるとプロになれる、とよく言われます。

たとえば、1日3時間練習×365日×9年半でおおよそ10万時間です。ちょっと3時間は厳しくても、1日1時間×365日×28年でおよそ10万時間。

気の長い話ですが、いま私が37歳ですので毎日1時間続けていくと65歳になる頃にはプロフェッショナルになれるようです。ちょうど会社員でいうと定年の年齢ですね。

おそらく30年後には定年制度もなくなっているような気がしますが、そんなに先のことは考えなくても、日々楽しんでここで言の葉を綴っていければと思っています。

爆弾低気圧といい、ゲリラ豪雨といい、最近の気候は風情がないような気がしますが、暖かくしてごゆっくりお過ごしください。