大嵜 直人のブログ

別れによって傷ついたココロは、出会いで癒される。私が辿ったそんな物語を「書く」に至るまでの、記録と変遷のブログ。

小さな先生

吐く息の白さに驚く朝に、虹を見た日。

今日はこの冬初めてのような寒波の朝だった。 名古屋の最低気温は3℃。 週の半ばまでは、最高気温が20℃を超えて夏日に迫る陽気の日もあったことを思うと、夏・秋・冬と一回りの気候がこの一週間で巡ったように感じる。 吐く息の白さに驚き、いよいよ冬がや…

誰が書いているのか分からないが、人生は完璧なプロットだ。

週末の日曜日。 息子に急き立てられて車を走らせた先は、幼い頃に母親の車で訪れた公園だった。 港沿いの大きな国道を走らせ、北へ曲がる。 私を乗せた私の車は、きっとその反対方向から来たのだろう。 それが合流する交差点で左折すると、見覚えのある大き…

断酒と童心と。

kappou-oosaki.hatenablog.jp 今朝の断酒を宣言したこのエントリーからの続き。 = 断酒を静かに決めた、小雨の中の外出から帰ったあと。 めずらしく息子はらくがき帳を取り出し、何かの絵を描き始めた。 絵を書いたり、色塗りをしたりするのは専ら娘の方が…

いつか、また会える

休日の昼下がり、息子と「自転車ドライブ」に出た。 秋の風が頬を抱くのが、心地よい。 同じ気温の春先とは違う心地よさ。 あちらはこれから徐々に気温が上がっていくという一種の「暑苦しさ」があるのだが、この時期の急須に入れた緑茶が冷めていく自然な心…

真夏日、夏空、雌、寒露、金木犀

とうに10月の声を聞いて久しいのに、まるで夏に逆戻りしたかのような日だった。 日本海に抜けた台風の影響なのか、真夏日に迫るような気温だった。 何より、陽射しが力強い。 青い雲と白い空、そして刺すような太陽の眼差しに、季節を逆巻きにしたような錯…

重陽の節句の日に、別離と不在を想うこと

重陽の節句の日を前に、飼っていたノコギリクワガタのオスが力尽きていた。 数日前から昼間も隠れずにじっとしていたのだが、やはり夏の終わりともに弱っていたのだろうか。 8月の立秋前の一番暑いころに家にやってきてから、1か月と少し。 去年の夏に飼っ…

サナギの時期が一番デリケートで傷付きやすい。カブトムシも、人も。

処暑も過ぎて少し涼しくなったと思えば、また暑さがぶり返す夏の終わり。 先の7月に同僚の虫捕り先生と一緒に捕獲したクワガタは、まだまだ元気に夜になるとごそごそと虫かごの中を動き回っています。 ブログを書いていると、後ろでカサカサと応援してくれ…

プランターで育てようとした茄子を枯らしてしまったお話

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。店主のおおさきです。 以前に、息子に連れられてプランターで茄子を育てることになったお話をしました。こちらですね。 kappou-oosaki.hatenablog.jp 今日はその後日譚を。 ===…

立秋の日と夏の虫たちに、この世界の完璧なシステムを想うこと

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。店主のおおさきです。 今日は立秋ですね。昨日も名古屋は39℃という体温以上の気温が続いている中で、「暦の上では秋」と言われても、なかなか実感ができないものです。 それでも…

40度を超える夏の盛りのセミ取りに、ツクツクボウシの声を聞いてセンチメンタルになった一日

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。 店主のおおさきです。 とんでもなく暑い日が続きますね。 全国的に酷暑のようですが、この傾向は日本だけでなく北半球全体だそうで、ヨーロッパでも各所で何十年ぶりに最高気温が…

童心。 〜オレンジのグラデーションの下のセミ捕りに、この世界の完璧さを想うこと

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。店主のおおさきです。 先週末、息子殿に連れられてセミ捕りをしておりました。 少年時代を思い出し、童心に帰る時間でした。 ================= 「セミがまた鳴…

他人の感情を奪おうとしない 〜ザリガニ釣りが教えてくれたこと

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。店主のおおさきです。 昨日に続いて、小さな先生の教えを。 私たちはよく、よかれと思って他人のネガティブな感情を消そうとしたりします。 それは愛情の裏返しの心配だったり、コ…

プロセスを楽しむ、という考え方

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。店主のおおさきです。 ここのところ、ときに人が抱える「問題」について綴ってきましたが、書いていく中でやはり「プロセスを楽しむ」ということが一番なのかな、と再認識すること…

「よもぎ餅」が教えてくれた「生きる前提」について

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。 日曜日に珍しく筋トレしたおかげで、筋肉痛の店主おおさきです。 さてその先週末に人生初の体験がありましたので、今日はそのことについてのつれづれを綴りたいと思います。 やは…

おとうさんが起きなかったから「しちぬき」できなくなっちゃった!

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。店主のおおさきです。 今日は人の心に「寄り添う」ということについて。 人って、変わるもんだなー、としみじみ感じております。 ================ 娘が保育園で…

自分は幸せになってはいけない気がする ~親子関係は罪悪感のノーザンファーム

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。 店主のおおさきです。 今日は「罪悪感」という感情について綴りたいと思います。 「罪悪感」とは、読んで字のごとく「私には罪があり悪い人なので、自分は罰せられるべきだ」とい…

必要なことは、必要なときに教えてもらえる

いらっしゃいませ、「言の葉割烹おおさき」へようこそお越しくださいました。 店主のおおさきです。 今日は久しぶりに以前仕込んだ言の葉をご紹介いたします。 知らず知らずのうちに季節はめぐっていき美しい情景を見せてくれるように、私たちは自分に必要な…

成功して笑うよりも、失敗して笑え

失敗を黒歴史にすると、もうこれ以上失敗できないというプレッシャーを抱えることになって窮屈になります。 ところが、失敗を笑えると、失敗は失敗でなくなりそのうち成功します。 _______________ ティファニーではないのだが、今朝いつもの…

積み重ねること、続けること、信じること、続けること

小さなことをいかに続けられるか、が振り返ってみると大きな大きな違いを生みます。 時間がないときも、やる気がないときも、成果がでないときも、やっても仕方ない、と思えるときもあるかもしれません。そんななときは、最低限でいいのです。 続けていくう…

「正しさというジャックナイフ」を振り回していたあの頃

先日、約1年ぶりにお会いした方から、「雰囲気が柔らかくなった」と仰っていただきました。ありがたいことです。 心の傷を隠すための「正しさというジャックナイフ」を振り回していましたが、少し手放すことができたのでしょうか。 ___________…

聖なる日に、1年前の夏に起きたやさしい奇跡について綴ってみる

子どもは、無条件に全力で親を救うために産まれてくるそうです。 もしそうだとしたら、私たちもまたそうだったのかもしれません。 ================= 私は20歳過ぎに立て続けに突然肉親との別離を経験しました。 末っ子長男でポジティブ…

目の前の人が凹なのは、実は自分が凸だから

人間関係はよく凹凸にたとえられます。 目の前の人が凹なのは、実は自分が凸だからなのかもしれませんし、逆もまた然りだと思うのです。 もう来週末に迫ったクリスマスに寄せて、そんな言の葉を。 _______________ 週末に車の某ディーラーお…

ブレたときにフラットな自分に戻れるツールをいくつ持っているか

身の回りに起こる事象で心が揺れたりブレたりしたときに、もう一度自分に戻れるツールをいくつ持っているかが、日々を豊かに生きる秘訣のように思います。 そんなことをふと考えた今日は、こちらの言の葉からどうぞ。 _______________ 保育園…

横軸ではなくて縦軸の視点だと、内面の変化や成長がわかりやすい

365日、24時間いつも一緒にいるのが、自分という人間。 それだけに変化や成長が気付きにくいのですが、他人との比較という横軸ではなくて、過去の自分との比較という縦軸の視点だと変化がわかりやすいです。 そのために、今の自分を記録することをおす…

30年ぶりに見つけたアイツが教えてくれるもの

日常の細部を見つめると、意外と満たされていることに気づきます。 _______________ 娘と義実家近くの畦道を小一時間散歩。 暫し一緒に探して見つけた幸せの戦利品。 30年ぶりくらいに見たなぁ。 日常の細部に目を凝らすことは、たくさんの…

願望や夢を叶えるために必要なことは

私は「受け取ること」がその一つの秘訣だと思います。 当店では何度か言の葉のテーマにさせて頂いていることですね。 もちろん、世の中には他にもいろんな方法や法則があるのでしょうが、それが一つの秘訣であることは間違いないと思います。 そんなこと?と…

ほいくえん、いや!

久しぶりに晴れ間が出たと思ったら、また雨模様ですね。 だいぶ夜も寒くなってきました。気付けば月曜日が二十四節気の中の一つ、「霜降」だったようですね。北国では霜が降りはじめ、動物たちが冬支度を始めるころ。道理で寒いものです。 しかもまた新しい…

路傍の花に

冷たい秋雨が地面を濡らしていますね。 雨が冷たいと感じると、秋が深まってくるのを感じますね。 ・・・左様でございますか、今日はその習いごとのお稽古の帰りですか。それは雨の中、大変でしたね。それでも、いくつになっても学べるというのは、ありがた…

首長竜の話の後日譚

当店もオープンして2週間が経ちました。 お陰さまで少しずつお足を向けて頂けるお客さまも増えてまいりまして、スターの心づけなど頂いたりして恐縮しております。 なにぶん、当店のしつらえをご覧になって頂いてお分かりのように、お恥ずかしながらPCなどの…

春分の日の首長竜の話

静かな夜ですね。 週末だからでしょうか。 ・・・左様でございますか、ご子息様が明日から新学期ですか。 子どもにとって楽しみな夏休みというのも、親にとっては大変ですからね。 ・・・そうですね、私にも子どもがおります。男女の双子ですね。 ええ、かわ…