大嵜 直人のブログ

人との別離で傷ついたココロは、人との出会いで癒される。私の辿ったそんな体験を、言葉にしてみたいのです。

私にとって書くこととは、何だろう。

人生のクスブリのどん詰まりの時期に、ネットの海で見つけたブログの言葉に救われた。 少しずつ自分を取り戻していく中で、実は書くことが好きだったということに気づき、このブログを書き始めた。 それから1年と少し、毎日書いてきた。 やはりアウトプット…

コンプレックスの受け入れ方と、その持つ意味について

人には大なり小なりコンプレックスがある。 ここでいう「コンプレックス」とは、他人と比較して劣っているという「劣等感コンプレックス」を指す。 それは他人と比較して、 外見や容姿といったものであったり、引っ込み思案や人見知りといった性格的なもので…

続・絶望と才能はオセロのように

昨日の記事が多くの方に目を通して頂いたようで、嬉しい。 kappou-oosaki.hatenablog.jp 今日はその続きを。 深い絶望の裏は、偉大なる才能。 問題や悩み、心の傷、劣等コンプレックスといったものの裏側には、それを経験した人しか持ち得ない才能が眠ってい…

絶望と才能はオセロのように

何かについて悩むことができることは、才能だ。 何とか解決したくて、それでもどうしたらいいか分からなくて、何度も同じ思考の迷路に嵌り、寝食を忘れるほどに悩むこと。 それは、その人の才能なのだ。 至極当たり前の話なのだが、自分にとってどうでもいい…

J.S.バッハ「ブランデンブルク協奏曲第5番 2楽章」に寄せて

ある時期において、なぜかメロディが頭から離れない曲、というものがある。 それがずっと続くのではないが、気づくとそのメロディが頭の中を流れていたり、フレーズを口ずさみそうになったりする曲がある。 そんな経験は誰にでもあるように思う。 最近の私の…

映画:「プーと大人になった僕」に寄せて ~それは、風船よりも大切なものなの?

ディズニー映画「プーと大人になった僕」を観たので、その映画評を。 大人になったクリストファー・ロビンが、子どもの頃一緒に遊んだプーさんとゆかいな仲間たちにひょんなことから再会するお話し。 ネタバレを含みますので、まだ見られていない方はご注意…

料理をしながら、ワーカホリック時代のことを思い出した話

今でこそだいぶ緩んだが、以前はワーカホリックだった。 それは望まぬ別離によって傷ついた自分の存在価値を、「仕事の成果」で評価され必要とされることで埋めようとする麻薬のようなものだった。 当然、麻薬であるのだからどんどん効き目は薄くなるし、や…

奇跡は二人以上で観測される 〜岐阜・郡上市「白山中居神社」訪問記

神社に行くようになったのは、いつごろからだろうかと考えてみる。 記憶に残っているのは、2年前の12月に大阪の少彦名神社、通称「神農さん」を訪れた。 根本裕幸さんのカウンセリングを受けに、わざわざ大阪まで出かけていったのだが、早く着きすぎたの…

実は、あなたの願いを叶えてあげたい人がたくさん周りにいて 〜岐阜・郡上市「郡上八幡城」 訪問記

岐阜は郡上という土地を初めて訪れた。 お盆に徹夜で踊ることで有名な「郡上躍り」、そして清流と鮎で有名な郡上市だ。 目的は、郡上八幡城を訪れること。 私はお城はそれほど興味がないので、そもそも郡上にお城があること自体、「そうなの?」というくらい…

孤独を愛せど、孤立せず

「孤独」とはある種の物理的な状態のことであり、 「孤立」とは心理的な痛みを指すのだと思う。 たとえば私はよく一人で飲みにいくし、その時間がとても好きだ。 その時間はスマートフォンを触っていることもあれば、 酔って全然頭に入らないのに本を読んで…

続く秋雨の空に、別離と不在を想うこと

昨日書いた「別離と不在」についての続きを。 先週末から続く雨の影響か、今朝の名古屋は涼しいというよりも肌寒いくらいだった。 ここのところ残暑という言葉を見かけなくなった。 おそらくいままでの中でも最も暑かったと思われる、40度を越えるような猛…

重陽の節句の日に、別離と不在を想うこと

重陽の節句の日を前に、飼っていたノコギリクワガタのオスが力尽きていた。 数日前から昼間も隠れずにじっとしていたのだが、やはり夏の終わりともに弱っていたのだろうか。 8月の立秋前の一番暑いころに家にやってきてから、1か月と少し。 去年の夏に飼っ…

「愛は時をとめる」 ~5層の心のミルフィーユ

今日は日課で写経しているチャック・スペザーノ博士の名著「傷つくならば、それは「愛」ではない」の一節から。 第242日目、「愛は時をとめる」に寄せて。 「愛は時をとめる」 愛によって時がとまり、永遠がはじまります。永遠は純粋な創造性の感覚を生み…

漫画「陰陽師」に寄せて ~晴明も、博雅も、白比丘尼も、道真も、すべて私。

遅ればせながら、漫画「陰陽師」を読んでおります。 友人に勧められて読み始めたのですが、その雅で幽玄な世界観にどっぷりとハマってしまいました。 いま4巻まで進みましたが、この後が楽しみで仕方がありません。 そして原作の小説、映画まであると聞いて…

アポなし客が教えてくれるもの 〜「シャドウの統合」から「正しさを手放すこと」まで

仕事の上で、アポイントなしで訪ねてこられるのが嫌いだった。 「ちょっと近くに寄ったんで」とか言って訪問されるのが、苦手だった。 ワーカホリックに仕事をしていた頃は「何でもコントロールしたい癖」バリバリで、仕事が予定通りに進まないのが本当に苦…

今日は誰に、何に、魅力を感じますか?

「この眼に映る世界は、自らの内面を映し出したものである」とよく言われる。 心理学で「投影の法則」と呼ばれるものであったり、 あるいは「自分の周りの人は、自分を映し出す鏡」と言われたりもする。 その前提に立つのなら、自分の眼に映る人たちの魅力や…

美しさは、悲しみの際に

孤独とは、その人の置かれている社会的な状況を指すのではなく、「私は孤独です。寂しいです。」ということが言えない心理状態を指す。 どれだけ多くの人とつながっていようと、自らの抱えている心の闇を吐き出すことができなければ、人は孤独感に苛まれる。…

その睡蓮を前にして 〜名古屋市美術館「至上の印象派 ビュールレ・コレクション」訪問記

先日、名古屋市美術館で開催中の特別展「ビュールレコレクション展」に行ってきましたので、その訪問記を。 日曜日の開館と同時を狙って、地下鉄の伏見駅を降りて白川公園へ。 伏見から白川公園への道は、多くの家族連れや若い人たちでいっぱいだった。 まだ…

書評:椎原崇さん著「うまくいったやり方から捨てなさい」

今日も書評を。 椎原崇さん著 「うまくいったやり方から捨てなさい」 サンマーク出版 人気コンサルタント・ブロガーの椎原崇さんの作家デビュー作。 椎原さんは中卒でパチプロ→飲食店オーナー→ビジネスオーナー→セミリタイヤ→コンサルタントというエッジの立…

書評:「いつも『時間がない』あなたに ―欠乏の行動経済学」

今日は久しぶりに書評を。 「いつも『時間がない』あなたに -欠乏の行動経済学」 センディル・ムッライナタン&エルダー・シャフィール共著 ハヤカワノンフィクション文庫 SNSで知ったこの本。 「欠乏」というものを科学するという「行動経済学」の一冊…

「好きなことを無心で歩くとは、結果を気にしないこと」

kappou-oosaki.hatenablog.jp こちらの昨日の記事の続きです。 今朝少し瞑想していたところ、タイトルの言葉が浮かんできました。 「好きなことをして無心に歩くとは、結果を気にしないこと」 無心で歩くとは、言い換えると周りに目が入らない状態とも言えま…

「好きなことを無心で歩くことが人生の要になります」

今日から9月、長月です。 名古屋では最高気温が41℃近くという、初めて体感するような気温が続いた8月も終わってしまいました。 日中はまだ暑さを感じるものの、風や雲や音に秋を感じるようになりました。 季節の移ろいとは早いものです。 月が替わると気…

また走り始めたことについて

以前、こちらの記事で2年間続いたランニングをやめてしまった経緯をお話をしました。 kappou-oosaki.hatenablog.jp それが、陰極まりて陽と為す、ではないですが、先週からまた走り始めました。 まだまだ残暑も厳しいですが、先週は何とか週5回出走するこ…

「お前に腹を割って相談できる相手が、一人でもいたらな」

今から8年ほど前、前職を辞めるときにそれを報告した取引先の方から言われました。 「もったいねえな。お前に腹を割って相談できる相手が、一人でもいたら、また違っていたんだろうな」 当時、もう60歳を過ぎていたオーナー社長で、北海道の取引先の方で…

「いつか」は永遠に来ない。不完全なまま、未完成なまま、走れ。

私にとって、「書くこと」はライフワークのようです。 よく昔から文章を書いていましたか?と聞かれることがありますが、そうでもありません。 読書はそれなりに好きでしたが「書く」ことを始めたのはこのブログを書き始めてからで、それまでは学校や仕事な…

写真、撮ろうよ。

昨日は「言葉」について綴らせて頂きましたが、「写真」を撮るのも楽しいものです。 今から25年~30年くらい前、私が小・中学生の頃にようやくインスタントカメラなるものが世に出てきたように覚えています。 それまでは高価なカメラの操作方法を覚えな…

言葉の力を信じている。

ブログ開始一周年に際しまして、旧い友人の方から電報を頂きました。 かわいいミニオン電報で、メッセージの入ったカードにプリザーブドフラワーとタオルがついた豪華なものでした。 娘がミニオンのタオルを気に入ったようで、愛用のタオルになりそうです。 …

サナギの時期が一番デリケートで傷付きやすい。カブトムシも、人も。

処暑も過ぎて少し涼しくなったと思えば、また暑さがぶり返す夏の終わり。 先の7月に同僚の虫捕り先生と一緒に捕獲したクワガタは、まだまだ元気に夜になるとごそごそと虫かごの中を動き回っています。 ブログを書いていると、後ろでカサカサと応援してくれ…

今日でちょうど一年間、休まず書き続けることができました。

今からちょうど一年前、ここでブログを恐る恐る書き始めました。 そこから1年間。気づけば毎日更新を続けることができました。 いつしか、ブログを書く時間は私にとって大切な内省の時間になっていました。 さて、私のブログ継続の天敵は「お酒」でした。 …

秋の気配と台風、その中に虹を見た処暑の日

昨日は二十四節気の一つ「処暑」でした。 ピークを過ぎて暑さが止む時期という節気。徐々に暑さは穏やかになっていきますが、同時に台風の季節でもあります。 いつも思うのですが、こうした節気が生まれた先人たちの知恵というのは、すごいものです。 昨日は…