充実した生を送るために必要なのは、100メートル競走を走るように全力になれる時間と、淡々とマラソンを走るような感覚、の二つの要素の塩梅なのではないかと思うのよ。で、それは無理にバランスを取ろうとするより、得意な方を突き詰めると、もう一方の…
もし、身の回りで変わらないと感じるものがあるとすれば、実はそれは大きく変化しているのかもしれません。目に見えるほどの大きな変化ではなくて、その変化を感じられると不思議と満たされていくと思うのです。
夢の種は外気を好むと思うようになりました。暖かな日差しに見守られて、冷たい風雨も糧にしながら種は育っていくように思います。必ずその種を温かく見守り、応援してくれる人が周りに現れるのです。
自分の好きなものに囲まれて暮らすためには、まず種を植えることだと思う。日々ここで書くこともその一つ。一つ記事を書くと、自分の庭に好きなものが一つ増える。楽しい記事、嬉しい記事もそうだし、そうでない記事も自分の庭に彩りを与えてくれる。
どんなに恵まれた生活も、毎日続くと必ず日常になります。そして慣れることの怖さは、「不感症」です。それを解消する鍵は、外界からの新しい刺激ではなくて内観だと思うのです。
「世界がどうあるか」が問題なのではなくて、実は「自分が世界をどう見るか」が全てのカギを握っていると思うのです。そしてそれは自らの意志でいかようにも変えることができます。
京都・大徳寺にあります「さいき家」さんに寄せて。千利休ゆかりの大徳寺のある京都・西陣で愛される仕出し料理の専門店で、百貨店催事にも精力的に出展されています。時間をおいても崩れず、口に含むと上質な鰹と昆布のだしがあふれ出る「京風だし巻き」は…